オンライン=レジストロ植民地の生活史=国際常民文化研究機構セミナー

セミナーチラシ

セミナーチラシ

 神奈川大学国際常民文化研究機構は日本時間11月6日(土)9時半から12時半まで、「ブラジル国サンパウロ州レジストロ植民地における日本移民の生活史」セミナーをZOOMミーティング上で開催する。
 聖州南部海岸地帯にあるレジストロ地域は、1913年、最古の桂植民地から始まり、2013年には早々と百周年を祝った伝統ある地域だ。日本からの最初の永住希望の入植者を受入れた地として知られ、古式ゆかしい灯篭流しが有名だ。
 セミナーにはレジストロ日伯文化協会(レジストロ文協)の福沢一興副会長、清水ルーベンス武顧問などの現地からの参加者を含む6人の研究者が講演し、様々な角度から同植民地を分析する。発表する6人と講演内容は次の通り。
▼福沢一興レジストロ文協副会長「移住者の生活史」
▼肱岡明美(サンパウロ連邦研究所IFSP技術コース教員)の「レジストロ移民建築」
▼清水ルーべンス武レジスト文協顧問「レジストロにおける清水家の歴史」
▼永井美穂(渋沢史料館)「レジストロ日本移民史料館の可能性」
▼吉村竜(日本学術振興会/埼玉大学教養学部)「農業からみた移民集住地」
▼泉水英計(神奈川大学経営学部/日本常民文化研究所)「文献にあらわれたレジストロ植民地」
 参加は無料。日本時間11月1日12時までに申し込みフォーム(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScKoVkB6mffZrwA17rS8IleRGn17zysaEC6ISvv_GRkYQrG0Q/viewform?usp=sf_link)からの申し込みが必要。
 同機構サイト内のセミナー告知ページ(http://icfcs.kanagawa-u.ac.jp/research/group2-5-6/210906.html)で詳細が確認できる。