東西南北

 今日、11月2日の「死者の日」は、ブラジルでは国の祝日だ。世界的には10月31日のハロウィンが有名だが、ブラジルやメキシコといった中南米の国ではむしろ「死者の日」の方が一般的で、この日に幽霊の仮装をしたパーティなども行われている。だが、サンパウロ市恒例の「ゾンビ・ウォーク」は今年も開催中止。主催者側は「ワクチン接種率が低い」ことを理由にしていたが、同市では成人のほぼ100%が接種完了といわれている。現在の市内での規制緩和の状況を考えると、実施が考えられない数字ではないようにも思える。むしろそれ以上に、そういうイベントを行うにはコロナであまりに人が亡くなりすぎて、楽しむ気になれない方が現実的か。リオ市ではコパカバーナで実施の予定だ。なお、サンパウロ州では総人口の67・61%が接種完了として、1日からは、500人以上のイベントでの接種証明提示やマスク着用義務を保ちつつ、ショーやダンスパーティなども収容人数の100%での開催がOKに。いろいろな意味で日常が戻りつつある。
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 先週末のサッカーの全国選手権。10月30日、フラメンゴはアトレチコ・ミネイロに1―0で勝利した。また、パルメイラスも翌31日にグレミオに3―1で快勝。これにより、首位ガロ(ミネイロ)と2位パルメイラスとの勝ち点差は7、3位フラメンゴとのそれは10に縮まった。残り試合はガロが10、パルメイラスが9、フラメンゴが12と、フラメンゴが試合を多く残している。フラメンゴは本日アトレチコ・パラナエンセと一戦を行う。
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 カンタレイラ水系の10月の降水量は166ミリとなり、月間平均の122・3ミリを30%以上超える量となった。10月31日に強い降水があったおかげで、1日午前9時現在も20ミリを記録と、11月も幸先の良い出だしとなっている。この連休中は雨がちで、行楽的には楽しくないかもしれないが、今日2日の予報は晴れ。出かけるなら今のうちだ。