西風14号を無料配布中=感染や健康に関するエッセイ

11月発刊の14号

11月発刊の14号

 西風会(せいふうかい)は11月、『西風』14号(246頁)を刊行した。同会は会員が毎月1回集まり、様々なテーマについて議論する私的な研究会。小説やエッセイなど多様な作品13作が掲載されている。
 23頁から掲載されている古杉征己さんの「コロナワクチンの接種〝個人の関心VS集団の利益〟」では、新型コロナウイルス感染拡大予防のためのワクチン接種において、個人と集団の権利のバランスについて考えている。
 この他にも健康に関する作品が掲載されている。67頁掲載の吉田章則さん「栄養の基礎と健康な食事―野菜の力」では健康維持のために野菜や果物を積極的に取り入れ、バランスのとれた食生活の重要性を綴る。
 76頁に掲載されている岸本晟さんの「慢性閉鎖性肺疾患治療顛末記」では、計画していたイギリス旅行で受け入れ先の女性が表題同名の病気が悪化したことから、同氏の持つ整体と鍼灸技術で治療にあたった経験が綴られる。
 本書では論文やエッセイ、小説、社会時評などの投稿も受付けており、掲載可否は同会が検討する。希望者には無料で配布する。発行部数は200部。入手希望、投稿の連絡は中島宏さん(メール=nakashima164@gmail.com)まで。弊紙でも数量限定4部まで配布している。