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「ジウマ罷免」立役者の素顔

ジャナイーナ氏(Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

ジャナイーナ氏(Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

 「こういう人たちにジウマ氏は大統領を罷免されたのか」。そう思いはじめたのは、つい最近のことではない。同氏を罷免にかけた当時の下院議長エドゥアルド・クーニャ氏は、ラヴァ・ジャット作戦の収賄疑惑で下議罷免にあい、すぐに逮捕。14年の大統領選で有力な証拠もないままにジウマ氏を選挙違反で訴え、同氏にネガティヴなイメージを与えたアエシオ・ネーヴェス氏は2017年に収賄の現行犯で逮捕直前まで行き政治家としての権威が失墜していたからだ。
 また、ジウマ氏の親玉に実刑判決を下したラヴァ・ジャット作戦班と担当判事のセルジオ・モロ氏は「ヴァザ・ジャット・スキャンダル」での携帯電話の記録漏洩で、企業家に不利になる証言をさせようとしていた疑惑が浮上し、その後にルーラ氏も釈放で裁判も無効に。「当時の騒ぎは何だったのだ」と思わせることが続いていた。
 そこに最近、コラム子的に幻滅しているのがジャナイーナ・パスコアル氏。ジウマ氏の罷免請求を作成した弁護士の一人で、髪を振り乱しての情熱的なアピールで有名になり、2018年のサンパウロ州議選で当時のボルソナロ氏と同じ社会自由党(PSL)から出馬して脚光を浴びた、その人だ。
 彼女に関しては長らく「保守派」ということは知られていたが、具体的にどんな思想を持った人かまでは知らなかった。だが、ここ数カ月でそれが明らかになってきている。

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