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リオデジャネイロ-RJ=世界の観光都市

10月11日(土)

 「美しき都」として世界中に名をとどろかせたリオデジャネイロ。1502年正月、ガスパル・デ・レーモスが、河口を発見したと思い込み、「リオデジャネイロ(1月の川)」と名付けた。
 1763年、ブラジルの首都となったリオ。1960年にジュッセリーノ・クビチェッキ元大統領が首都をブラジリアに移した時、リオ市民は「首都を移すのは構わないが、カーニバルだけは我々のものだ」と歌った。市民の懸念は的中せず、世界的に有名なリオのカーニバルは現在でも受け継がれている。
 強い日差しの下、イパネーマ海岸で日焼けする・・・といった亜熱帯のイメージをする人が多い。だが、特に冬・春には、あまり頻繁には起こらないが、寒く、曇り空や雨雲が立ち込める日もある。
 でも、「リオ」はやっぱり愛称がよく似合う街。どんな天候であっても美しく、そして十分楽しめるだけの観光素質を備えている。
 リオには美しい海岸があるだけではない。古い港町に近い中心地のプラッサ・キンゼ(15広場)には、美術館や博物館、文化センターなどが広場を囲むように並んでいる。サンパウロ州人が大好きなレストランも数多くある。
 冒険家には、チジュカ森林に囲まれている国立公園をお勧め。3千2百ヘクタールの公園内にはパイネイラス街道があり、週末は車の運行が禁止されるので良い散策コースとされている。