読者寄稿
-
渋沢栄一翁の扁額由来記=モジ・ダス・クルーゼス 山元 治彦
ニュースを観て、おぼえず小踊りした。渋沢栄一が一万円札の肖像になるというのだ。 雀躍りの訳は次のようである。色あせてほころびかけた『ピンドラーマ入植30周年記念史』のなかに、植民地の存亡にかかわる
-
ぷらっさ=日本の大学に日本人移民史研究学科を=吉田 恭子
イビウーナで暮らしておられた故・香山栄一氏から8百冊余りの書籍を引き継いで、インターネット上に何とか香山文庫のウェブサイト(http://wabicafe.com.br/kayama/)を立ち上げた
-
薬草・健康=サンパウロ 吉野功努雄
今日では薬草や野菜類が健康に良いと、ブラジルの雑誌などにも沢山書かれており、非日系人の間にもだんだん知られ普及してきたようです。 この薬草ですが、誰にでも効くものと、人によっては効かないものがある
-
第31回リオ五輪の大成功=サンパウロ 平間浩二
オリンピックが近づくにつれて、世界各地で過激派組織ISが無差別テロを起こしていた。7月14日のフランス独立記念日には、単独によるトラックテロ事件で多くの痛ましい犠牲者が出た。 ブラジルでも、8月5
-
三上治子さんおめでとう=サンパウロ 平間浩二
6月19日、サンパウロ日伯援護協会・サントス厚生ホームに入居されている三上治子さん(94歳)が、この度、楽書倶楽部に寄稿された随筆を一冊の本に纏められ『徒然なるままに』という随筆集を出版された。
-
「拝啓、Aさんお元気ですか?」=ジアデマ 松村滋樹
ブラジル事情に詳しくて、いつも新聞や実業雑誌に投稿されていたAさん。街でお会いすると、いつも向こうから声を掛けて来られ「元気ですか」と挨拶される。私の人生の師であった。 停職となったジルマ大統領が
-
リオ・オリンピックの憂慮=サンパウロ 平間浩二
リオデジャネイロと言えば、世界中の人々は世界三大美港を頭に描くことであろう。コルコバードの丘、ポン・デ・アスーカルの奇岩、そしてコパカバーナの白い砂の海岸、群青の空と紺碧の海―想像しただけで誰しもが
-
香山栄一さんを偲んで=吉田 恭子
7月3日午前11時にイビウーナの香山栄一さんがご逝去されたと、翌早朝、前園さんがメールで知らせてくださった。4月に香山さんとメールのやり取りをした際は、まだまだお元気だったのに・・・と、その後、ご連
-
小川武道館=サンパウロ 二宮春男
私は1946年頃、16歳から3年余、トマス・デ・リマ街にあった小川柔道柔術道場に通って稽古に励んだ。その頃ジアデマは『ヴィラ・コンセイソン』と言われた。その中心から二股に分かれた右側の道路(アスファ
-
リオデジャネイロ五輪=マリンガ 園尾彬
最近の日本の報道を見ていると、リオ五輪を「リオでじゃねえよ」というような冗談で、ことさらに「開催危うし」また「リオは犯罪都市で危険」というニュースが多いように思われます。私のようにブラジルに帰化し、