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大耳小耳

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2006年3月31日(金)  百周年絡みの話で、日本とのつながりをもっと―という言葉をよく聞く。そんななか頑張ってほしいのが、JETAA(JETプログラム同窓会)だ。総務省・外務省・文科省・自治体国際化協会が実施しているJETプログラム(外国青年招致事業)のOB会。わずか四十六人のメンバーだが、日伯両国で活躍する優秀な人材が多く ...

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2006年3月30日(木)  主要閣僚六人が訪日したら首都はガラガラか。なお、フルラン開発相はデジタルTV問題とは別に、エタノール輸出交渉の関係ですでに訪日が決まっていた。一行が韓国に立ち寄るのは、同国が採用した北米方式を視察するためとの話もあるが、技術的な問題から、同方式は事実上候補から外れているとの声も。サムスン、LGらの韓 ...

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2006年3月29日(水)  「地元でも毎年、移民の日をやってるけど、〇八年は一緒にすることになるかな」。百周年協会が行った説明会で聞いた地方文協幹部の言葉だ。サンパウロでかまびすしい百周年の話は耳には入るが、今回初めて目に見えた、という。地方との連携を机上で叫んでも、姿が見えなければあくまでも噂だ。同協会は今までにスザノ、サン ...

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2006年3月28日(火)  日本刻字展でブラジルからの出品者全員が入選を果たした。ブラジル刻字グループの若松如空さんによれば、横文字の作品づくりが功を奏したのでは、と分析している。全国の高校生を対象として毎年開催されている「書の甲子園」の国際高校生選抜書展では、すでに一般化しているようだが、刻字の世界ではブラジルが先鞭を付けた ...

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2006年3月25日(土)  来週末、パウリスタ大通りの地下を走るメトロ二号線のアナ・ローザ駅から先、シャッカラ・クラビン駅とイミグランテス駅が開通する。最初の十五日間のみイミグランテス~アナ・ローザ間は無料だが、いったんアナ・ローザで乗り換える必要がある。三十~四十日後から通常運行に入り、乗換えなしでまっすぐヴィラ・マダレーナ ...

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2006年3月24日(金)  本日付六面で紹介した九十一歳のセールスマン、山賀徳二さん。コロニアでは珍しい存在ということで、周囲の人から自分史を綴ったらどうかと提案を受ける。本人には、その気がない。「マラリアの闘病生活など、渡伯当初はいろいろ苦労した。でも、移民の多くが体験したことですから」。あまり過去を振り返らず、これから健康 ...

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2006年3月23日(木)  日本語センター定期総会で「教科書はセンターで買ってください」との理事の声に、「本屋より高かったら誰も買わない」との会員の意見。「いろいろな面で、もっと我々現場の声を汲んでほしい」とその教師は温度差を訴えた。そういえば、執行部にずらりと並ぶのは盛和塾ブラジルの面々。稲盛哲学に鍛えられた経営者の発想と、 ...

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2006年3月22日(水)  開設から二カ月も経たずに閉鎖した「広島市デジタル移民博物館」。ブラジルだけでこの始末だから、ハワイ、ペルー、北米の間違いも散見どころか四見、五見といったところだろう。全国一の移民を送り出した広島県の移住史は来年版の東京書籍の教科書「新編新しい社会 歴史」に四ページを割いて紹介される。百年を超える広島 ...

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2006年3月21日(火)  日本より、中国のほうが積極的なようだ。ジョゼ・アレンカール副大統領は二十日から中国を公式訪問すると、十九日のラジオブラスは伝えた。曾慶紅国家副主席の招待によるもので、北京で開催される「中伯協調・協力委員会第一回会議」に参加する。〇四年五月のルーラ大統領訪中時に提言されたもので、二年ごとに高レベル会合 ...

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2006年3月18日(土)  セー地区の小中学校で教える教師たちが十五日、事前研修としてブラジル日本移民史料館を訪れた。市のプロジェクトで生徒たちの見学前に、まずは教師の理解を深めよう、というのが狙い。コーディネーター役の女性とほとんどの教師たちは、「東洋市には来たことあるけど、日本移民の史料館があることは知らなかった」。参加者 ...

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