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2006年

選挙予測記事の連載を終えて=ソール・ナッセンテ人材銀行代表=赤嶺 尚由=連載(中)

2006年3月15日(水)  私は、いずれにしても、今年の大統領選挙が決選投票の段階まで進むものと仮定して、話を進めてきていますが、それは、ルーラ大統領の支持率が今年に入ってかなり回復基調に乗ったとはいえ、予選投票の段階であっさり勝負を決めるのに、必要な全有効投票総数の五十%プラス一票を獲得するのは、依然としてもし至難の業だと観 ...

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25年=交流協会生コロニアと共に=25期編4=連載(14)=支払う費用「90万円」=「高過ぎる」=「実費以下だ」の声

2006年3月14日(火)  「九十万円」。この金額が一部から常に疑問視されてきた。渡伯するためには、九十万円を支払わなければならない。「どこにそんな費用がかかるんだ」「詐欺だ」とまでさえ言われている。しかし、一人あたり百万円近くかかっているのが現実だとの説明を聞く。その上、奨学金制度もあり、四十万円を貸し出している。それを利用 ...

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第50回パウリスタ・スポーツ賞=輝かしい歴史=連載(3)=庄司光男さん=日系庭球界の元老=亡き夫人とおしどり受賞

2006年3月14日(火)  一九八〇年、第二十三回パウリスタ・スポーツ賞庭球部門の受賞者、庄司光男さん(85・宮城県)は、日系庭球界の元老と言われる。  一九四三年、コチア産業組合の職員時代に組合創設者、故下元健吉専務の奨励により職員が中心になって庭球が始められた。  戦時中、日系人の集会の厳しい中でも当局はこれを容認してくれ ...

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25年=交流協会生コロニアと共に=25期編3=連載(13)=過酷な渡伯前の研修=毎年、協会方針に疑問持つ人も

2006年3月11日(土)  五十冊分の読書感想文を書き、百キロ歩かなければ、ブラジルに行けない!?交流協会の制度には、事前、事後研修があり、この「事前研修」のプログラムに研修候補生は、毎年頭を抱える。これだけではない。ブラジルでの個人研修テーマの作成、新聞記事の要約など、毎月必ず提出することが義務。遂行できなければ渡伯できない ...

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選挙予測記事の連載を終えて=ソール・ナッセンテ人材銀行代表=赤嶺 尚由=連載 (上)

2006年3月10日(金)  今年十月一日に行われる四年に一度の大統領選挙の一番の見所とか注目される争点は、〈腹の問題〉と〈頭の問題〉が激しい衝突やぶっつかり合いを演じた結果、どちらの問題が勝つかにある、と考えられます。  言わずもがなのことですが、〈腹の問題〉とは、この国でもう数千万人にも達している貧困階層の人たちを如何にして ...

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25年=交流協会生コロニアと共に=25期編2=連載(12)=同じ思い共有してくれる存在=記録映像作家の岡村さんにとって

2006年3月9日(木)  交流協会には、OB以外にもさまざまな人たちが協力している。「正直なところ、僕の興味は交流協会そのものに対してよりも研修生一人ひとりに対してでしょうね」。記録映像作家・岡村淳さんはそう話す。去年九月に行われた中間研修にコメンテーターとして出席。それ以外にも、協会側の要請で研修生のために上映会を開催した。 ...

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今年の大統領選挙をこう考える=ソール・ナッセンテ人材銀行代表=赤嶺 尚由=連載第6回

2006年3月8日(水)  そういったマスコミでの報道の仕方がルーラ候補に苦戦を余儀なくさせた原因の一つになっているようにも判断されます。しかし、逆に、年が改まってからは、そのマスコミに現役の大統領の強みとか威力を遺憾なく発揮して、連日のように登場しており、それと〃最低賃金の効果〃が公表と同時に現れている様子です。そのために、前 ...

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第50回パウリスタ・スポーツ賞=輝かしい歴史=連載(2)=名選手から監督へ=コロニア球界に寄与

2006年3月8日(水)  パウリスタ・スポーツ賞野球部門は第二回(五八年)に始まった。  同部門初の受賞者は戦前からの野球マン、広田栄一さん(84)である。  埼玉県出身。一九三六年十五歳の時に家族移住、ブラ拓のチエテ移住地に入植したが、早速地元のチエテ・チーム(菊地軍平監督)から勧誘され、翌年には第二回サンパウロ州野球大会に ...

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25年=交流協会生コロニアと共に=25期編1=連載(11)=日本側送り出し一時凍結=OBら「存続」に立ち上がる

2006年3月8日(水) 日系社会ニュース  去年九月に行われた二十五期生(二〇〇五年度)の中間研修。マナウス、ベレン、リオデジャネイロなど各地方で研修する協会生も一堂に会し、それぞれの経験を発表した。ともに事前研修をこなし、同時期に渡伯。与えられた時間は同じ「一年間」。その分、研修に対して交流協会生ならではの「特別な想い」があ ...

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県連・第24回移民のふるさと巡り=ノロエステ巡礼=連載(終)=ペ・バレット=手厚いもてなしに感嘆=若者、駐在員も関心寄せる

2006年3月7日(火)  二月六日午後七時過ぎ、ペレイラ・バレット文化協会の会館で、曹洞宗の中山允、真光、両僧侶によって、厳かに般若心経が唱えられ、一行は順繰りに焼香してチエテ開拓先亡者を慰霊した。  挨拶にたった南雲団長は「訪問したかいがあった。大変なごちそうと楽しい懇談ができた。心のこもった歓迎をしてもらいありがとうござい ...

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