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アマゾン河 関連記事

刊行物「超積乱雲」

ニッケイ新聞 2008年5月16日付け  アマゾン日本人移民を書いた醍醐麻沙夫さんの長編小説「超積乱雲」が、無明舎(在秋田市)から発行された。日系書店で取り寄せ、購入できる。アマゾン河中流に移住した元海外植民学校の校長・崎山比佐衛、その娘の池田登与子、崎山を慕う木島武司の三人の数奇な運命を壮大なスケールで書いた小説(千三百枚)で ...

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大耳小耳

ニッケイ新聞 2008年5月8日付け  「vacina do sapo」(カエルの予防接種)とよばれるインディオの民間療法が、サンパウロ市のいくつかの県人会館でも一時期行われていたが、今後は注意した方がいいようだ。四月末の伯字紙によれば、サンパウロ市近郊ピンダモニャンガーバ市で、四十歳ブラジル人男性がその療法を施した五十二歳ブラ ...

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気仙沼全国俳句大会、作品募る

ニッケイ新聞 2008年4月3日付け  「気仙沼海の俳句全国大会」の主催団体・気仙沼地方俳句協会が、宮城県人会を通じ、大会に参加を、と要請してきた。県人会に五月二十日まで送るとまとめて大会事務局に送付してくれる。  投句要領は「アマゾン河口」「汽水」などを含めて雑詠三句一組(何組でも可)。原稿用紙で応募すること。送り先は、「ブラ ...

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アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(33 終)=種類、数量ともに多い蜘蛛(くも)=〃蟹くも〃大きいのは18センチにも

ニッケイ新聞 2008年3月14日付け ◇昆虫の話(5)      双翅類  蚊は、俗にカラパナとモロソカに分かれる。カラパナの中にチグレ・アジアチカ(アジアの虎)といわれる藪蚊がおり、デング熱を媒介するので知られている。  モロソカは割合小型で、体型は細い。アノフェレス(ハマダラカ)といわれる種類は、マラリアを媒介する。螫(さ ...

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アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(32)=恐ろしいメルイン(ぶよ)=刺されると潰瘍、容易に治らぬ

ニッケイ新聞 2008年3月12日付け ◇昆虫の話(4) 蜂類  [カーバ・プレチニョ]  カーバ・ベイジューと同じく、潅木の葉の裏などに巣を作っていて、不注意にこれを伐ったり叩いたりすると、たちまちワッと顔にたかって来て螫(さ)す。開拓初期は慣れないので、ほとんどこれに連日やられて、毎日顔を腫れさせて帰っては笑われたものだった ...

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アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(31)=サウーバより怖いコレクソン=肉食性、大群通り過ぎるのを待つ

ニッケイ新聞 2008年3月11日付け ◇昆虫の話(3) 膜翅類 〔コレクソン〕(またの名をタオカ)  一見サウーバに似ているが、もっと黒い。大きさは同じくらいだが、サウーバと異なり、肉食性で大群で移動する。何メートル幅、時には何十メートルの幅で、長さはどれくらいになるか判らないが、真っ黒に地面を覆ってザワザワとやってくる。   ...

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アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(30)=胡麻植えサウーバ退治=雨季、増水で流される〃火の蟻〃

ニッケイ新聞 2008年3月8日付け ◇昆虫の話(2) 脈翅類  蜻蛉。リベルーラあるいはジャシナと呼ばれる。鬼ヤンマ級から赤トンボ、オハグロトンボに糸トンボなどなど多々ある。  白蟻。クピンと呼ばれる。木造建築物や家財道具に大害を与える。森の中では、木の幹や股のところに大きな巣を作る。所によっては、地上に構築した泥の塔の巣を作 ...

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アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(29)=昆虫に対する知識は不可欠=一朝で収穫や命を失う恐れ

ニッケイ新聞 2008年3月4日付け  ◇昆虫の話(1)  鞘翅類、直翅類、脈翅類、膜翅類、鱗翅類、双翅類、多足類、蜘蛛類と種類も数量も非常に多い。そしてこれらに対する知識を欠いていると、ひどい目に遭う。オンサなどの猛獣よりも、たかが虫と侮るなかれ、一年間粒粒辛苦の農作物を一朝に失ったり、マラリアや熱帯潰瘍、デング熱などであたら ...

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アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(28)=体が美しくて猛毒の蛙=解毒にはインジオの薬

ニッケイ新聞 2008年2月29日付け ◇両棲類の話(2) 〔サッポ・クルルー(蟇蛙)〕の続き  これを台所に放しておくと、昼間は隅のほうにじっとしているが、夜、のそのそと歩き回ってゴキブリや蝎(さそり)などを食べてくれるので助かる。  邪魔になるときは、箒のさきでチョイチョイと突っつくと、のそのそ歩き出すので、隅のほうに追い払 ...

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アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(27)=飼われて家に居つく亀=猛毒、身を捨てて毒蛇を殺す蟇

ニッケイ新聞 2008年2月20日付け  ◇爬虫類の話 蛇類  さきに蛇の話で述べた。  ◇亀類の話 〔タルタルーガ〕  体長一メートル足らず、幅五十センチになる。沿岸の住民の大切な食料源である。最近は、乱獲がたたって、頓に減少。乱獲を禁止したり、卵を孵化させて小亀を放流したりしている。肉は軟らかく、美味である。 〔トラカジャー ...

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