19日はサンパウロ市政界に激震の走った1日だった。2代前の市長のジルベルト・カサビ氏がオデブレヒトからの収賄疑惑で検察から訴えられたのもそうだが、なんといっても、サンパウロ市政界に半世紀近くにわたり君臨してきた大御所パウロ・マルフ氏に刑執行命令が遂に下ったのだから。「セニョール賄賂」とも呼ばれる同氏は、ほぼ同世代のジョゼ・サル ...
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《ブラジル》メイレレス財相がPSDBとアウキミン批判=「選挙のために連立抜ける」=大統領選へのライバル意識か=PSD内部では行き違いも
メイレレス財相(Lula Marques/AGPT) エンリケ・メイレレス財相(社会民主党・PSD)が4日付フォーリャ紙で民主社会党(PSDB)と同党の大統領候補が有力と見られるジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事を批判する発言を行った。4、5.6日付現地紙が報じている。 メイレレス財相は4日付フォーリャ紙のインタビューで ...
続きを読む »《ブラジル》法定アマゾンの森林伐採面積が16%減る=3年ぶりの減少に胸張る政府=未だ不十分と環境保護団体
【既報関連】環境保護活動家や団体から法定アマゾンの森林保護に消極的だとの批判を受けていたブラジル政府は17日、16年8月から17年7月までの1年間の法定アマゾンの森林伐採面積は、前年より16%減少したと発表したと、18日付現地各紙が報じた。 国立宇宙調査院(Inpe)のProdesという衛星の画像に基づいて算出されたデータに ...
続きを読む »《ブラジル》N・Sアパレシーダ=最初の奇跡から300年=法王からも祝賀メッセージ
サンパウロ州内陸部のノッサ・セニョーラ・アパレシーダ市で12日、ブラジルの守護神で同名の聖像を巡る最初の奇跡から300年を祝うミサが行われ、フランシスコ法王からも金のバラとメッセージが贈られたと10、13日付現地紙、サイトが報じた。 パライバ・ド・スル川で漁をしようとした3人の漁師が、川の中からマリア像の胴と頭を見つけたとこ ...
続きを読む »《ブラジル》「砂の城作戦」の証拠廃棄延期=元高裁長官への贈賄疑惑受け=パロッシ供述でまた波紋?
ルーラ氏の片腕として活躍していた頃のパロッシ被告(Arquivo/Agência Brasil) ラケル・ドッジ氏がブラジル連邦検察庁長官に就任した18日、2009年に連邦警察が実施したが、11年4月に無効化された「砂の城作戦」に関する資料の廃棄延期が決まった。 18、19日付現地紙やサイトによると、同作戦の資料は8月23日 ...
続きを読む »サンパウロ市=来年のIPTUは据え置き=ドリア市長の選挙対策か
サンパウロ市は2018年の都市不動産所有税(IPTU)の値上げを行わない意向を固めた。ジョアン・ドリア市長(民主社会党・PSDB)は、同年の大統領選、もしくはサンパウロ州知事選に出馬することが有力視されている。13日付フォーリャ紙が報じている。 IPTUは市が税収を上げたいときに使われる代表的な税のひとつで、ジルベルト・カサ ...
続きを読む »サンパウロ市=交通事故での負傷者対応増加=今年に入ってから18.9%も
サンパウロ市保健局の統計によると、同市の救急医療施設では、今年1~7月の交通事故での負傷者への対応数が、昨年同期比で18・9%増えている事が分かった。 市の救急機関で治療を受けた交通事故の負傷者数は2014年以降、減少傾向にあり、前年同期比での増加は初めてだ。 1~7月に治療を受けた交通事故による負傷者は6118人で、20 ...
続きを読む »東西南北
「シダーデ・リンダがシダーデ・リンパを破った」―。16日付アゴラ紙にこんな見出しが躍った。これはサンパウロ市のジョアン・ドリア市長が、自らの都市美化計画「シダーデ・リンダ」の一環として、同市南部のブラジル大通りに「中央分離帯緑化計画」の立て看板を12枚掲げ、2007年にジルベルト・カサビ元市長が制定した景観法「シダーデ・リンパ ...
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ジョアン・ドリア、サンパウロ市長が、任期末の2020年までにバス専用道路を72キロ拡張する計画を発表した。計画は東部、南部、西部に集中しており、前のハダジ市政で計画されていたが、未だ完成していなかった中央部北部や極南部の専用レーン計画の引継ぎは、新計画には含まれなかった。地元紙は早速、前のハダジ市長が150キロの設置を約束し、 ...
続きを読む »《ブラジル》連邦最高裁がラヴァ・ジャットの政治家ら98人の捜査許可=現テメル政権の閣僚8人、上院議員24人、下院議員39人など=アエシオ・ネーヴェス議員とロメロ・ジュカー議員は5件で=歴代の大物たちの名前並ぶ
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