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コーヒー豆 関連記事

パナマを越えて=本間剛夫=1

「旅券を持って、来てくれ」 朝、まだ早いのに、店長からの電話だ。 彼は早口にいって電話を切った。用件を訊くいとまもなかった。一瞬、不可解な電話を反芻した。旅券を持って来い、というのには海外出張に違いないが、それにしても。単なる出張なら、まだ夜明けまでに一時間もある暗いうちに、電話でもあるまい。 カーテンをあけて窓の外を見た。 人 ...

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コーヒー=8カ月間で50%値上り=減収で1俵400レアルに

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連載小説=子供移民の半生記=家族みんなで分かちあった=異郷の地での苦しみと喜び=中野文雄=32

 その時に、これまでの経緯をすべて打ち明け、銀行に預かっているお金も当てにならないのでこの土地とパストに居る牛を入金として、3年払いの所を4年払いにしていただくように交渉を進めていただきたいと切に願った。 すると、「期待に副うべく、皆さんの事情を説明してみます。それが出来ぬ様だっただったら、こちらも飯の食い上げで、この商売をやめ ...

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連載小説=子供移民の半生記=家族みんなで分かちあった=異郷の地での苦しみと喜び=中野文雄=12

 労働者側から見たら、充分な食糧も配給して貰えず、食券で指定の売店でしか物が手に入らないというのも、耕主の専横ではなく政府の政策によるものであり、耕主も労働者も双方被害者であるというのが当時のブラジルの姿であったらしい。 1930年代からの移民の語りに依れば、バウルーとサンマノエルの中間の原野に大きい倉庫があり、広大な地域に鉄條 ...

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連載小説=子供移民の半生記=家族みんなで分かちあった=異郷の地での苦しみと喜び=中野文雄=11

 コーヒーの採集は大変な仕事なのだそうだ。この時期になると、朝早くは霧がかかり、露が多くて下半身はびっしょぬれる。うっすらと霜も降りる。青い実は落ちにくく、手は痛く、血がにじみ出る毎日だ。それが6月の末ごろまで続くらしい。叉コーヒーの木には蜂の巣や毛虫も多く、毛虫に触れたら火に焼かれたように肌が痛み、その日一日中苦しむそうだ。ま ...

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水野龍の孫 ジョナタンさんを支援=企画展でバッグの収益を=ブラジルコーヒーも販売=佐川町水野ブラジル協会が主催

 水野龍顕彰団体「佐川町水野ブラジル協会」(田村裕子会長)が3月29、30の両日、高知県同町の旧青山文庫(佐川文庫庫舎)で企画展示『カフェー・パウリスタ―最初のブラジルコーヒー店と水野龍』を開催した。1号店とされる「カフェー・パウリスタ大阪箕面店」の模型や関連書籍、資料を展示した同企画は、プロ野球・四国独立リーグの高知ファイティ ...

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パラナ経済使節団が出発=西森州議、交流さまざま

西森下議

ニッケイ新聞 2014年3月25日 パラナ日伯商工会議所による「第41パラナ日伯友好経済使節団」(西森ルイス団長=連邦下議)27人が20日、当地を出発した。30日まで日本に滞在し、東京や兵庫県等で交流を行う。 東京では麻生太郎副総理や河村健夫衆議、岸信夫外務副大臣と面会し、来年に控える「日伯修好120周年」「北パラナ入植百周年」 ...

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「こだわりの一杯をどうぞ」=サンパウロ市コーヒーウィーク=17日から50店舗

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2014年1月21日  サンパウロ市カンポ・ベロ区の何の変哲もない小さなカフェ(喫茶店)に入ったら、メニューにアイスコーヒーがあった。どこでもほぼカフェジーニョかエスプレッソの一点張りの当地としてはごく珍しい。「コーヒーの選択肢が増える兆しか」との期待を抱いた▼というのも、世界最大のコーヒー豆輸出国であるはずの当地 ...

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日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦前編◇ (61)=苦難のセッチ・バーラス=苦々しいコーヒーの経験

ニッケイ新聞 2013年10月25日  山根家が最初に配耕されたのは、幸運なことに北パラナのカンバラにあるバルボーザ耕地だった。「テーラ・ロッシャですよ。ブラジルは素晴らしい土地だと感じた」と振り返る。そこで義務農年を3年ほど過ごした。  その間に「父が伯剌西爾時報を読んでいて、海興がセッチ・バーラス植民地を開いたという宣伝がし ...

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