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バイリンガル 関連記事

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2009年5月7日付け  言葉というのは本当に使い方が難しい。特に《言葉の内容》と《立ち振る舞い》の関係だ。同じ人が日本語で言う場合と、ポ語を使う時は、別人のように身振り手振りが変わるのは良くある。例えば、移住者が電話している様子を見ていても、日本語ではそうでもないのに、ポ語で話している時は、まるで相手が目の前にい ...

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2009年3月6日付け  帰国子弟と話していて気になるのは、一見バイリンガル(二言語話者)風で、ポ語はペラペラ、日本語もキレイに話す、と最初は感心するが、実はどちらも日常会話レベルしかできず、どちらの言語でも論理的な思考能力が足りないと気付く場合が多いことだ▼言語レベルが中学校以前で止まってしまっていて、日常会話な ...

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激変するデカセギ事情=大挙帰伯の真相に迫る=連載《7・終》=各地で求められる支援=パラナ州起業相談30%増

ニッケイ新聞 2009年2月20日付け  デカセギ大挙帰伯が今後も続くと予想される中、ブラジル側の受け入れ支援体制作りが早急に求められている。  愛知県、三重県、群馬県、岐阜県の県庁職員、サンパウロ市、南麻州の識者や関係者が声をかけあい、一月三十一日にインターネットを通したテレビ会議が開かれた。  サンパウロ市からはデカセギ子弟 ...

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2009年1月30日付け  アニメや漫画のようなポップカルチャーだけでなく、伝統的な日本文化の世界にも、非日系人の姿が目立つようになってきた。例えば、藤間流舞踊学校の芳冠名取りやレナンさん、茶道裏千家エリッソン・トンプソン・デ・リーマ・Jr第二副代表、丹下せつ子太鼓道場の非日系新入生徒などはその良例だ。日本文化に興 ...

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帰伯子弟に2言語対応=スザノ日伯学園で受け入れ

ニッケイ新聞 2008年12月25日付け  スザノ日伯学園の安楽恵子校長(60、北海道出身)は、デカセギ子弟受け入れに心を砕いている。市内の市立州立学校で長年働いてきたため、地元教育界で顔が広い。  日系子弟への教育方針ははっきりしている。「日系人は自分の意見を言えずに、遠慮しがちな態度をとりがち。出るところに出て、言うことを言 ...

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2008年12月19日付け  日本の不況で「来年七万人のデカセギが帰伯する」との説を聞いた。先日の文協評議員会でも「デカセギ帰国者へ支援検討」が決議された。問題は具体的な対策だ。おそらく日語中心のデカセギ子弟が大量帰伯した場合の受け皿が問題ではないか▼考えようによっては、これは好機だ。帰伯子弟をしっかりと受け入れブ ...

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2008年9月3日付け  JALが百周年と日伯路線就航三十周年を記念飛行で祝うというのは悪くないアイデアだ。これを聞いて思い出したことがある。以前からコロニアでは言われてきたが、航空会社や海運企業などの運送業界は、ぜひとも日本語書籍や日本文化を紹介する外国語書籍などをできるだけ安価で運んで欲しい。もしくは、無料にで ...

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百年の知恵=移民と「日本精神」=遠隔地ナショナリズム=最終回 百年の経験を見直す=移民の心の旅はまだ途上

ニッケイ新聞 2008年8月30日付け  幼少で移住した準二世として常に「移民にとっての故郷」の意味を常に問い続けてきた歌人、清谷益次さんは二十三年前、次のような考え抜いた言葉をしたためた。  「私にとってのブラジルは、いったい何であったのか。環境にたやすく順応できる年令にありながら、私は深くも知らない日本に心を寄せ続け、その故 ...

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滋賀県から交流使節団=デカセギ問題で意見交わす

ニッケイ新聞 2008年8月21日付け  滋賀県の「平成二十年度ブラジル友好交流使節団」が七月三十一日から八日まで来伯。滞在中教育機関の視察等を行なったほか、一日夜にはブラジル滋賀県人会(山田康夫会長)会館でブラジル側関係者との座談会が開かれ、同県在住ブラジル人の状況、子弟教育などについて意見を交わした。  交流団のメンバーは川 ...

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百年の知恵=移民と「日本精神」=遠隔地ナショナリズム=第21回 血統重視の「日本人」=国籍と一致しない自己認識

ニッケイ新聞 2008年8月21日付け  一般に「日本国民」と「日本人」は同意義だと了解されているようだが、実は完全に同じではない。法的に規定されているのは「日本国民」という単語であり「日本人」ではないという。  国籍を誰に与えるのかという決め事を明文化したのが国籍法であり、そこには国家形成の歴史背景や、時の移民政策や同化政策と ...

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