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バイリンガル 関連記事

日系人向け特別定住ビザを全世代に解禁したら?

「ブラジルタウン」を売りにする群馬県大泉町観光協会のサイト

 東京五輪と東日本復興のために、日本では労働者不足が深刻になり、外国人技能実習制度を5~6年に延長する検討(現状3年)がされていると聞き、〃足元〃を見ていない考え方だとガッカリした▼元々この実習制度は「途上国の外国人に技能の習得の機会を与える」という金看板だが、実態としては中小零細企業の単純労働者不足を補う役割を担ってきたと多く ...

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マナウス二言語校=「日本人の価値観学んで」=生徒は非日系ばかり=日本語で算数や理科も

「君が代」を歌う6年生の生徒たち

 【マナウス発】ブラジル初となる公立の日本語バイリンガル(二言語)校がアマゾナス州マナウス市に開校して1学期が過ぎた。一から日本語を始めた生徒たちは日本語での挨拶にも慣れ、学校側は「ただ日本語を習得するのではなく、日本人の価値観を身に着けてほしい」と話す。1学期の成果をのぞいてみた。 「起立」「礼」「お願いします」―。元気な日本 ...

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「日本文化」第2巻に寄せて=中田みちよ

中田みちよさん

 「日本文化」の第2巻が出ました。厚さが第1巻の優に倍はある読み応えのあるものです。まず、はじめに「柔道という教育」という山下泰裕の話を読みました。「大いなる勝利」というカイオ・カストロというブラジルの若手人気俳優の映画がありましたが、貧民階層の少年が柔道と出会い、嘉納治五郎の教えに目覚め、柔道家、柔術家として社会上昇するという ...

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北米最古の邦字紙経営危機=ロサンゼルスの羅府新報

 【ロサンゼルス共同】現在も発行する中で北米最古の邦字紙「羅府新報」(カリフォルニア州ロサンゼルス)が5日までに、経営危機に陥っているとして窮状を訴える社告を出した。 同紙はここ3年で75万ドル(約8300万円)の損失を出しており、今年の赤字予想額が35万ドルと公表。今年中に状況を改善できなければ12月に廃刊の可能性もあるとした ...

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梅田大使=「日系社会との連携強化する」=リオ五輪で皇族来伯期待=婦人部高く評価、日本招聘へ

梅田大使

 梅田邦夫駐ブラジル日本国特命全権大使が3月31日に来社し、リオ五輪や日系社会との連携強化について説明、「ブラジルが世界有数の親日国となったのは、日系社会の貢献によるもの。それが世代交代を迎えており、今まで一、二世は何も言わずとも協力してくれたが、若い世代にはこちらから働きかけることが重要」などと意欲的に展望を語った。 リオ五輪 ...

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マナウス=全伯初の公立ポ日2言語校=州知事の肝いり15日開校=日本政府も草の根協力

日語バイリンガル校の外観(Bianca Paiva/Agencia Brasil)

 アマゾナス州都マナウスに全伯で公立初、全日制日本語バイリンガル校「デジャウマ・ダ・クーニャ・バチスタ」(Escola Estadual de Tempo Integral Bilíngue Professor Djalma da Cunha Batista)の開校式が15日に行われた。ペルーからの「アマゾン下り」に始まり、戦前 ...

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静岡県菊川市=外国人児童の教育現場は今=人格形成と社会適応の現実=(10、最終回)=幸せに生きられる居場所

同窓会の様子(レスリルさん右から2人目、姉妹と一緒に学んだ友人、講師)

 焼津市の賛同を得られず、同教室が閉められる知らせは、子供たちにとっても講師たちにとっても、非常に残念な知らせとなった。 「どうにかしてくれるでしょ、と周りに言われるが、さすがに厳しい」と山下さん。「私のプロジェクトじゃない、子供たちのプロジェクトなんだということが理解されてないんじゃないか」と訴える。 ようやく実体となって現れ ...

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静岡県菊川市=外国人児童の教育現場は今=人格形成と社会適応の現実=(8)=抽象概念を発達させる重要性

授業の様子

 そういったこともあり、同教室では、日語だけでなく、母語で読書をすることの大切さも訴えている。「読書は抽象概念を発達させる。10歳以上で来日する場合は、母語が確立しないと日本語も進歩しない」と山下さん。 10歳前後ですでに母語が確立されている場合、その母語を中心に人格形成した方が、同じ内容を教えるにしても効率的だと言われる。ただ ...

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大耳小耳

 来伯3カ月目の弊紙新米記者は「ブラジルに来て一番驚いたのはバイリンガル(二言語話者)の多さ」と編集部で力説した。日本では外国語を話せる者が少なく、多くがバイリンガルや外国人にコンプレックスを抱いているという。その新米記者は熊本の田舎生まれで、「近所のおじさんそっくりの日本人が、いきなりポ語をペラペラしゃべりだしたのに衝撃を受け ...

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在日日系社会の教育意識=エスコーラ・フジの場合=(7)=教育の先にある老後や介護=求められる教育制度改革

エスコーラ・フジで学ぶこどもたち

 外国人のする相談の内容が「年金、病院、介護」に変わってきたとき、各方面へ就職した子供世代が当たり前にいれば、日本人がボランティアをお膳立てする必要はなくなる―と冨田さんは訴える。 「でもね、学校・幼稚園の先生、保育園の保育士さんは公務員だから外国人はなれない。がっかりしちゃうでしょ」。 産業界の要請で単純労働者として入れられた ...

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