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バイリンガル 関連記事

国際語としての日本語学会=最大規模、USPで10日から

来社した(左から)松原、赤嶺文子、バルバラ・ダンタス・メンデスさん

 日本語に関するシンポとしては過去最大規模という『EJHIB2015(継承語、アイデンティティ、バイリンガルの日本語教育に関する国際シンポジウム)』が8月10~13日まで、サンパウロ大学(USP)で開催される。 USPや関係学会により実行委員会が組織され開催に至った。案内に来社した委員長の松原礼子USP准教授は、「日本語を一地域 ...

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ごあいさつ

呉屋会長

移民の日にあたって=ブラジル日本文化福祉協会会長 呉屋 春美  1908年に日本移民がブラジルに移りきて、今年で107周年を迎えます。今日の日系社会が存在するのは私共の先輩方のご苦労の賜物であります。開拓先亡者の御霊に対して心より哀悼と感謝の意を表する次第であります。 日系社会の先輩方は長いブラジル移民史の厳しい道のりを、唯ひた ...

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言葉だけでなく文化も使い分けるバイリンガル

 オーリャ子はポ語ができないので、取材先では必ず日ポ両語が話せる人を探して通訳をお願いする。そんなバイリンガルの彼らの横にいて気づいたことがある。 それは日本語からポ語に切り替わった途端、声が大きくなることだ。特にポ語を基礎にする二世や三世の方に多く、日本語のレベルが高ければ高いほどその傾向にある気がする。 オーリャ子は言語学の ...

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北米=日系社会の盛衰映す羅府新報=語り継ぎ、記録する責任

羅府新報社内の新聞保管庫で、過去の紙面を前に語る現社長の駒井幹夫=ロサンゼルス(撮影・水野陽介、共同)

 【共同】1941年12月7日深夜。米西海岸ロサンゼルスの邦字紙「羅府新報」の駒井豊策社長が長い一日を終えて帰宅すると、米連邦捜査局(FBI)の捜査官たちが待ち受けていた。日曜日だったこの日未明(米太平洋時間)、ハワイの真珠湾を日本軍が奇襲攻撃した。羅府新報は通常の紙面を印刷した後「日本爆撃機五十機 今朝布哇を爆撃」の見出しが躍 ...

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勅使河原和風会=ブラジル初の二世講師が誕生=アマゾンで生け花の普及=意気込む片山アンジェリカさん

認定証を手に、片山アンジェリカ優子さん

 【パラー州ベレン発】アマゾンらしい極彩色(ごくさいしき)の美しい生け花が発展しそうだ――華道・勅使河原和風会パラー州支部に、この程、初の二世講師が誕生した。昨年末、同会講師の資格試験に挑戦し見事合格を果たした片山アンジェリカ優子さん(35、雅号「峰郷=ほうきょう」)だ。高齢の習い手が多い中、期待の若手でもある片山さんは、「先生 ...

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ベレン=「親日家育てる教育を」=日伯学園 越知学園長に聞く=年々高まる地元の評価=早期外国語教育を展開

越知恭子学園長

 「学校で日本語を学んでも、使わないから話せない。生徒が日本語を話せるようになる学校を作りたかった」。生徒数約300人の規模を誇る「越知日伯学園」の学園長、越知恭子さん(67、広島)は同校の理念をそう語った。移住して40年余り、教育者としては30年のキャリアを持つ越知学園長に、地元社会に根付き、北伯の日本語教育の一端をも担うこの ...

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人材をつぶす日本の教育界

 南麻州カンポ・グランデであった沖縄移民百周年記念行事で、数年前に本紙で働いていた元研修記者に出会った。今は日本の高校で歴史を教えている。ウチナーンチュの熱い集いを見ながら、「いやー、すごいですね!」と目じりにしわを寄せて笑う。わざわざ夏休みを利用して訪れ、この歴史的行事に馳せ参じた▼そんな〃親日系家〃との出会いに嬉しくなり、「 ...

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樹海

 日本で再びデカセギ需要が高まっている。アベノミスクによる景気回復に伴い、工場や建設現場などで働く単純労働者が不足してきたようだ。しかし、日本人の新卒大学生らは就職難に直面したままだとか。というのは、「大学を卒業してまで単純労働なんて」と考え、こうした職業を避けるからだ。日本の就職で大卒という〃印籠〃は、もう切り札ではない▼一方 ...

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在日ブラジル人子弟の教育向上に=両側で教員養成講座に協力=(中)=金融恐慌と同時に募集?!=ユニークなポ語「日本学」

 溝口シゲヨさん(67、三世)さんは、佐賀県出身の移民家族の孫としてサンパウロ州ビラッキ市に生まれ、18歳まで日系社会のなかで育った。「実は、学生時代ポルトガル語が苦手で、学校では通訳してくれていた同級生に頼っていた」という。 18歳で出聖、進学し、サンパウロ大学で生物学を専攻した。卒業後、サンパウロ市の初等・中等学校で物理、生 ...

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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(136)

ニッケイ新聞 2014年4月12日 「誰とお約束を?」 「証拠を掴んで必ず裁判に引き出すと、殺された女と約束した・・・んです」 「なんだ、ふざけた事を! 西領事、帰りましょうよ! 訳の分からない日本語で話す二世にかまっている暇はありませんよ」遠藤副領事が怒って大声で言った。 隣のテーブルで孫達に囲まれて幸せそうに食事していた七十 ...

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