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ブラジル 関連記事

《ブラジル》低いポリオの予防ワクチン接種率に懸念=国内312市で接種率50%未満

 ブラジル保健省は6月28日、各州、各市の保健局長会議において、ブジルでは全5570市中、少なくとも312市で急性灰白髄炎(ポリオ)が再流行する危険性を指摘したと、6月30日付現地紙が報じた。「免疫計画」のコーディネーター、カルラ・ドミンゲス氏は、「状況は極めて深刻」と語っている。  ドミンゲス氏は、「ポリオ予防ワクチン接種率5 ...

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大耳小耳

 リオ五輪柔道女子で金メダルを獲得したラファエラ・シルバを育て上げた藤井裕子さんが、女性として初めて、ブラジル柔道男子代表監督に任命されたことが国際柔道連盟から発表された。藤井さんは、12年ロンドン五輪で英国代表女子を指導、13年5月からブラジル代表女子コーチに就任。リオ五輪での指導実績が評価され、昨年の本紙主催「第61回パウリ ...

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明治維新と日本人移民=(独)国際協力機構理事長 北岡伸一=(下)

今週から海外移住資料館で始まったブラジル日本人移民110周年記念展示の中の「活躍する在日ブラジル人」(写真=JICA提供)

(4)日系人と日本  150年の時を経て、全世界で約360万人の日系人がおられます。  150年の間には、ハワイ生まれの日系二世、米国日系人初の上下両院議員となり、50年近く上院議員を勤められていたダニエル・ケン・イノウエ議員を始めとして各国の政界、学界、企業、スポーツ界、芸能界など様々な分野で人材を輩出し、今現在も多くの方々が ...

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《ブラジル》10月統一選は知事選、上下両院選にも注目=女性の知事候補は全体の15%のみ=再選狙いの上議は6割以上も=問われる有権者の眼力

ロメロ・ジュカー上議(Antonio Cruz/Agencia Brasil)

ロメロ・ジュカー上議(Antonio Cruz/Agencia Brasil)  10月7日に行われる統一選。この日は大統領だけでなく、州知事、上下両院の連邦議員、州議会議員の選挙も行われる。州知事に女性候補が少ない事、再選狙いの上議の多さなど、大統領選以外でも注目される動きについて、16~18日付現地各紙が報じた。  テメル大 ...

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移民の日に寄せて=ブラジル日本都道府県人会連合会会長 山田 康夫

県連 山田会長

 笠戸丸移民に始まる日本移民の歴史も110周年を迎え、日本人の数は年を追うごとに減少しておりますが、私どもの子孫であります二世、三世、四世、五世、そして六世では成人に達した人もあり、七世も近いかと思われます。  毎年、六月十八日の『ブラジル日本移民の日』にイビラプエラのブラジル日本移民開拓先没者慰霊碑で法要が行われており、ブラジ ...

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日伯双方の発展の為になる=日本式工業専門学校を創ろう!=サンパウロ青年図書館 天野 鉄人

長岡工業高等専門学校(By D.suga, from Wikimedia Commons)

 「日本の優れたところをここブラジルに持って来て、何かやれることはないか。それが出来れば導入者個人にも、日本ブラジル両国のためにも大いに利益になるんだがな」これはブラジルに住む日本人なら多かれ少なかれ、誰でもが考えているところでしょう。  この考えのもとに多くの階層の人達が様々の異なった分野で日本の文化や技術の導入に関わって来ま ...

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《リオ市》人権派女性市議マリエーレ氏殺害事件から丸3カ月=情報なく、いらだつ遺族

リオ州検察本部前で、マリエーレ市議殺害事件の早期解決を訴える、アムネスティ・インターナショナルの人々(Tania Rego/Agencia Brasil)

 3月14日にリオ市で発生した、マリエーレ・フランコ同市市議(自由社会党・PSOL)と運転手のアンデルソン・ゴメス氏の殺害事件からちょうど3カ月。  自らも、社会的、性的少数者のプロフィールを持ち、貧しい人々に寄り添い続けた左派のシンボル的存在でもあった彼女の死は、ブラジル内外で大きな反響を呼び、国際人権団体の「アムネスティ・イ ...

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リオデジャネイロ随一の観光名所、ポン・デ・アスーカルのケーブルカー=近隣地区で銃撃戦発生のため運行休止=ただし翌日は平常運行

リオ市南部の絶景が見渡せるケーブルカー(Tomaz Silva/Agência Brasil)

 リオ市南部、ウルカ地区で8日、警察と麻薬組織との間で激しい銃撃戦が発生し、コルコバードのキリスト像と並び、ブラジルでも屈指の観光スポット、ポン・デ・アスーカルのケーブルカーの運行が一時休止したと、8、9日付伯字紙・サイトが報じた。  ケーブルカーは2時間にわたって運行を休止。1912年の開業以来、暴力事件が影響しての運休は初め ...

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《リオ市》寂しい限りの宴の後=マラカナンスタジアム周辺で犯罪多発=W杯、五輪も終わり、警備も閑散

聖地マラカナンも周辺地域の治安は決してよくない(Portal da Copa/ME)

 ロシアW杯開幕まで、あと5日。世界中の多くのサッカーファンが開幕を心待ちにしているが、4年前にサッカーの祭典の舞台となったブラジルでは、大会用に建設された一部のスタジアムがほとんど使われなかったり、W杯開催のために建てられた都市整備計画が実行さなかったりと、問題も山積している。  2014年のブラジルW杯の決勝が行われた、リオ ...

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ブラジルの日本文化、捕鯨体験=『西風』第7号を刊行

西風第7号

 西風会は『西風』第7号(237頁)を4月に刊行した。毎月1回集まって議論する私的な研究会で、体験談や調査内容を半年に一度ほど出版している。  2016年に亡くなった人文科学研究所元所長で西風会の中心メンバーだった宮尾進さんによる「ブラジルにおける日本文化の将来」を掲載。初期移民の生活や戦後日系社会について豊富な周辺知識とともに ...

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