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ペルー 関連記事

三山記者(ペルー新報)が来伯=デカセギ帰国子弟の取材

5月6日(火)  ペルー在住のフリージャーナリスト、三山喬さん(四一)が五日来伯、サンパウロ市内で取材活動を行っている。  今回、三山さんは主に「日本で少年時代・思春期を送った日系人のブラジルでの生活」と「帰伯二世の体験」を取材する予定だ。  「二週間という短い取材期間だが、体験者の様々な思いや経験を聞きたい」と意欲を見せている ...

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ペルーからの報告=フジモリ 待望論はあるか(9)=フジモリが分らない―=戸惑いながら弁護する声も

5月6日(火)  今年三月三日付の『エル・コメルシオ』紙の一面をフジモリが飾った。彼が紙面を飾るのは珍しいことではないが、いつもの批判記事とは少々雰囲気が違っていた。  フジモリがゲスト出演した日本のバラエティー番組を取り上げたもので、冷徹なイメージだった元大統領はパーマをかけ、増えた顔の皺はいささか生活の疲れを感じさせる。   ...

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ペルーからの報告=フジモリ 待望論はあるか(8)=亡命後 再燃する日系差別=「帰ってくるな」と語る2世

5月3日(土)  「この国には差別が厳然としてある。残念ながら、それは日本人、日系人に向けられることも多い」  ある日系旅行社の代表ははっきりとした口調で話した。   ある意味で白人支配階級対有色人種の戦いでもあったともいえる九〇年の大統領決戦投票で、それは顕著に表れている。  「日系人の入店を拒否する高級レストランや、順番を後 ...

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ペルーからの報告=フジモリ 待望論はあるか(7)=フジモリ政権の遺産=捨てられた街パチャクテ

5月1日(木)  「フジモリはいつ帰ってくるの?」「日本に帰って伝えてくれよ、俺たちは待ってるって」  道端で話している人々などに話しかけると、笑顔で言葉を投げかけてくる。  筵で作られた家の群れはなだらかな丘陵を描く砂漠のはるか向こうまで続き、かすんで見える。まるで核戦争後に生き残った人類が不毛な地にしがみついているようにも見 ...

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待望のメロン熟す=コチア農学校、もうすぐ祭り=研修生ら手塩にかけて=近隣諸国からも参加者

4月30日(水)  [既報関連]初の「メロン祭り」開催を五月十日(土)に予定しているサンパウロ州ジャカレイ市にあるコチア農業学校で、日本産新品種のネットメロン「ロックスター」が順調に生育しており、熟す直前となっている。  新たにペルーからの研修生が加わり、南米七カ国(アルゼンチン、チリ、パラグァイ、ウルグァイ、コロンビア、ペルー ...

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ペルーからの報告=フジモリ 待望論はあるか(6)=「フジモリイズムは永遠に」=選挙支援事務所 今年二月に開設

4月30日(水)  リマ、セントロ。コロニアル調の建築物を多く残すこの地域は現在、雑多な雰囲気で道行く物売りや車の往来でにぎやかだ。  かつて偉容を誇っていたであろう重厚な作りの立派な建物群はポスターなどが貼られ、黒くすすけている。  治安の面でいうと複数の少年たちによる強盗事件が頻発している。最近も防犯カメラで写された犯罪現場 ...

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サンバ連盟騙り詐欺未遂=各国領事館へ 百万レアルの寄付要求

4月30日(水)  来年のカルナヴァルのテーマに取り上げるから、資金を援助して――。サンパウロ総領事館(赤阪清隆総領事)などサンパウロ市内にある各国領事館に対し、サンバ関係者を名乗る女性が資金援助を持ちかける詐欺未遂事件が発生している。同総領事館では「万一、日系団体にこのような申し入れがあっても決して相手にしないで欲しい」と注意 ...

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ペルーからの報告=フジモリ 待望論はあるか(5)=当選後も揺れ動く心情=祝電を喜べない地元日系人

4月29日(火)  当 当選してしまった以上、日系人のイメージを守るため、応援するしかないー。  日系人協会として祝勝会を開くなどの動きはなかったが、協会はフジモリの要請で非公式に数百人もの日系人リストを作成するなどの協力をしている。  しかし、協会がフジモリ支援の立場をとるに至るまでにも、日系社会の揺れ動きを見ることができる。 ...

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ペルーの研修生初参加=コチア農校 7カ国35人揃う

4月26日(土) 四月二十一日、ペルーの農業研修生がサンパウロ州ジャカレイ市にあるコチア農業学校に到着した。これで同農業学校におけるメルコスル農業後継者研修の第四期生は、アルゼンチン、パラグァイ、ウルグァイ、チリ-、コロンビア、ペルー、およびブラジルの七カ国三十五人となった。  この農業後継者研修は、オイスカ・ブラジル総局(高木 ...

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ペルーからの報告=フジモリ 待望論はあるか(4)=怖れとまどう日系社会=大統領当選の不安な前夜

4月26日(土)  九〇年七月二十八日、日系人として初めての大統領、アルベルト・フジモリがペルーに誕生した。  この未曾有の出来事に、新大統領の両親の母国である日本はフジモリフィーバーともいえる社会現象まで引き起こした。  しかし、地元日系社会は冷静な表情を繕いつつ、水面下では底知れぬ不安と過去の亡霊に悩まされていた。   丸井 ...

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