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上塚周平 関連記事

オーリャ!

 取材先で記者が熊本県出身だと分かると、みな「地元は大丈夫ですか」と声をかけてくれる。多くの人が「もしかしたら熊本出身者が身内の被災に心を痛めているのではないか」と気にしてくれていると感じる。実際、移住者が最も多い県だけに親戚が被災した人もかなりいるだろう。 災害が起きた時、ニュースで詳しい情報を知ることができる。しかし家族、友 ...

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大耳小耳

 県連の2015年事業報告書が完成した。1頁目には「県別移民者数」が掲載され、地震を被災して大変なことになっている熊本県を見てみると堂々の第1位、2万3575人が移住している。2位の沖縄県は2万0449人、3位の福岡県は1万9509人となっており、ダントツの多さを誇る。熊本県出身者には上塚周平を始め、サンパウロ州新報の香山六郎社 ...

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18年皇族ご訪問の要望上がる=リンス入植100周年記念で=梅田大使、上塚の墓参りも=間部画伯の孫の石碑除幕

間部男さんの石碑の前で記念撮影

 日本人リンス入植100周年記念式典が21日、同市の聖アントニオ教会前広場で行なわれた。この日はリンス市制96周年日でもあり、リンスのエドガー・デ・ソウザ市長、リンス文協の松浦秋夫会長、リンス市役所、各日系団体、日系議員、同文協関係者ら約300人が参加。同市と同文協などが共催した。間部学画伯の孫の絵画を写した石碑が除幕された。こ ...

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ノロエステ=日本語普及会=体育、料理、俳句に肝試し=友情の輪広がった林間学校

日本語研修会にて。前列右から4人目が栗原講師(ともに提供写真)

 ノロエステ日本語普及会(中場マサ子会長)の第52回高学年林間学校が1月30、31日の両日、サンパウロ州ミランドポリス市第3アリアンサ地区で開催された。 スローガンは「一生懸命!! 思いやり、信頼」。ノロエステ日本語普及会の白石一資(かぞし)名誉会長らも出席。総監督の中場マサ子、中野市雄、松永アリッセ、総務の武田貴美子、司会の安 ...

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ノロエステ連合総会=新会長に安永信一さん=白石さん12年務め勇退=皇室来伯「もう動き始めた」

新会長の安永氏

 ノロエステ連合日伯文化協会の定期総会が3月6日、アラサツーバ日伯文化協会で行われた。新会長にビリグイの安永信一氏(68、三世)が就任、6期12年間会長を務めた白石一資氏(かぞし、81、二世)は勇退した。移民110周年が2年後に迫り、サンパウロ州地方部への皇室の来伯が期待されている中、〝移民の故郷〟ノロエステの顔として、新会長の ...

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ダンサーマサシ=リオの後は上塚周平墓参り=日系社会の貴重さ語る=熊本からVイザベル出場

サンバ衣装を着たマサシさん(本人提供)

 「日本は今、壊れかかっています」――真剣な表情でそう語るのは、熊本で活躍中のダンサー・マサシさん(本名・伊藤雅史)。サンバダンサー歴15年。03年にリオのカーニバルに初参加し、以降来伯を繰り返す。今年もリオで出場、強豪チーム「ビラ・イザベル」でパシスタとして踊った。ダンスだけでなく、こよなく日本を愛する彼は、日系社会に「日本文 ...

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移民史の基礎文献をポ語訳する意義

醍醐麻沙夫さんの「ブラジル移民文庫」サイト

 大学時代に担当教官に良く言われたのは、「専門家と云われるためには、最低100冊の関係書籍を読め」という言葉だった。当地で「日本移民史の研究者がいない」との嘆きを聞くたびに思うのは、「ポ語訳された日本移民史の基礎文献が100冊あるのか?」という疑問だった。文献がなければ、研究者になりたくてもなれない▼そもそも子孫が日系意識を持ち ...

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110周年で上塚周平の本出版へ=「移民の父」顕彰、調査=イッペイの会、米原尋子会長

来伯の収穫を語った米原会長

 「ブラジル移民の父」上塚周平(1876―1935、熊本)を母県から顕彰する「イッペイの会」の米原尋子会長(69、熊本市)が昨年末から正月にかけて、13年以来5度目の来伯をし、7日に帰国した。サンパウロ州プロミッソン(第一上塚植民地)で昨年行われた「80回忌法要」には120人が参列など、当地で変わらぬ尊敬を集める上塚周平だが、母 ...

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■訃報■能美尾透さん

 能美尾透さん(本名=杉田賢郎)が2日、サンパウロ市イタケーラ区の老人ホームで老衰のため亡くなった。享年85。翌3日にはヴィラ・フォルモーザ墓地に埋葬された。四十九日法要は2月21日午前11時から、ジョンメンデス広場のサンゴンサーロ教会(Praca Dr. Joao Mendes, 108 – Centro R ...

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静岡県人会は先駆者に敬意を表さないのか?

中前隆博在サンパウロ総領事、白石一資ノロエステ連合課長、梶原義教西本願寺総長ら錚々たる出席者の中、なぜか平野運平の出身地、静岡県人会の代表だけいない…

 上塚周平は「移民の父」、渡辺トミ・マルガリーダは「コロニアの聖母」と言われるように、平野運平は「祖人」と形容される。その人にしか使われない特別な説明語が着く人物は、移民史上ごく少ない。本当に敬愛される人物にだけ許された特権だ▼「祖人」を辞書で探しても出てこない、コロニア独自の言葉使いだ。「祖」は「開祖・教祖」という言葉に使われ ...

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