ホーム | 上塚周平 関連記事 (ページ 6)

上塚周平 関連記事

樹海

 朝晩冷える毎日だ。日本から来たばかりの末端冷え性の知人は、寒い季節が恐いらしいが、「このくらいなら天国」だとか。とはいえ当地に慣れてくると、この程度の寒さでも身が引き締まる。そして新聞紙面に見かける温かい言葉にも敏感になる。7月の言葉から▼すでに4年。東日本大震災が人の口に上ることも少ない。だが、まだ自宅に帰れない被災者がいる ...

続きを読む »

〃移民の父〃の遺徳偲ぶ=上塚周平80回忌法要=120人が墓参、焼香=「葬式の時は道路が渋滞に」

上塚周平記念公園での記念撮影

 「ブラジル移民の父」上塚周平(1876―1935、熊本県)は1935年7月6日、プロミッソン(当時、第一上塚植民地)の地に眠った。今月5日、同市で『上塚周平80回忌法要』が行われ、ノロエステ沿線から彼を慕う多くの人が集まった。また在聖日本国総領事館の中前隆博総領事にとっては今回が初の移住地訪問となり、市民から熱い歓迎を受けた。 ...

続きを読む »

第42回県連故郷巡り=時を遡る―奥パからノロ線へ=第13回=平野植民地=死屍累々として幽鬼も咽ぶ=植民地開設の先駆けに

 南マット・グロッソ州のノーヴァ・アンドラジーナから来た代田正二さん(しろたしょうじ、90、長野)は「リンスは若い人がたくさんいて良かった」としみじみ語った。アチバイアの寺田三千男さん(72、長野)は、「これだけの日系人のつながりがあるのはすごい。それぞれが上手にブラジル人と協力して影響力を強めて行けば、いずれ大統領でも出せるか ...

続きを読む »

教育勅語清書3360回超える=上塚植民地の安永忠邦さん=八十の手習いで始めて13年=一族安泰の原点ここに

安永忠邦さん

 〃八十の手習い〃――「移民の父・上塚周平の墓守」とも呼ばれるサンパウロ州プロミッソンの安永忠邦さん(94、二世)は80歳を過ぎたとき、「何か新しいことを始めよう」と思い立ち、教育勅語の清書をできるだけ毎日心がけるように決心した。県連ふるさと巡り一行をリンス西本願寺で迎えた時に来た安永さんに尋ねると、「3360回を超えました」と ...

続きを読む »

東京支社=藤崎康夫さん名誉支社長に=40年間も日本から発信=クォンタム 輿石氏が後任に

 パウリスタ新聞東京支社を創立し、ニッケイ新聞に合併した後も計40年に渡って支社長を務めて来た藤崎康夫さん(78、熊本)=東京都在住=が、昨年末をもって名誉支社長になった。 藤崎さんは1936年に東京で生まれて朝鮮で育ち、終戦直前に親の郷里熊本に帰国した。「隣町に上塚周平の生家があり、子どもの頃から日常的に彼の話が出ていた。僕ら ...

続きを読む »

樹海

 久々に運動会に参加した。最初にラジオ体操で体を伸ばし、赤組、白組に別れ、子供や親も参加する楽しいものだった。普段の運動不足のせいか徒競走で豪快に転ぶお父さんを見ながら、太陽の紫外線を気にしている自分に気づき、遠い過去となった子供時代を振り返ると、やはり家族や友達と食べるお昼が個人的にはメイン競技だった▼ブラジルらしく、様々な国 ...

続きを読む »

木原稔衆議と駐在武官来聖=防衛協力具体化打ち合わせ=「外交120周年で練習艦隊」

連邦議会の感謝状を受け取った木原稔防衛大臣政務官

 防衛大臣政務官の木原稔衆議院議員(44、熊本)が6日から3日間、初来伯し、安倍首相が調印した防衛協力を具体化するための視察や打ち合わせを行った。「来年の外交樹立120周年を記念して練習艦隊がブラジルへ来ることが決定しています」などと語った。 サンパウロ市にあるニッケイ新聞の高木ラウル社長宅マンションの集会場で7日晩、木原政務官 ...

続きを読む »

プロミッソンで移民106周年=一足先に上塚周平公園で

上塚碑の前での国旗市旗掲揚

 18日の移民の日を前に「移民106周年記念移民祭」が、サンパウロ州プロミッソン市内上塚周平記念公園で8日に開催された。プロミッソン市およびプロミッソン日伯文化協会(岡地建宣会長)、その他日系団体が共催した。 気持ちの良い青空が広がる中、アミルトン・フォス同市市長、安永エジソン市議などの来賓を含め約60人が参集し、開拓先人の遺徳 ...

続きを読む »

安永家百周年を盛大に祝う=3人から410人に一族繁栄=日系社会の屋台骨の一本に=「今日の絆を永遠に」

庭で記念撮影する安永家のみなさん

  安永家は1914年に熊本県玉名郡から3人が移住したことから始まり、今では410人にまで増えた。出発点であるプロミッソンに20日、一族350人が集まって百周年を盛大に祝った。数もさることながら、全伯各地に広がって文協役員、進出企業幹部にもなっている。いわば日系社会の屋台骨の一本といえそうな家系だ。日本の親族からも安永愛子さん( ...

続きを読む »

県連ふるさと巡り=開拓古戦場に思い馳せる=パライバ平野と聖北海岸=(3)=「コロニアに役立つ事せよ」=中央線触媒に珈琲耕地西進

鐘ヶ江久之助(タウバテ文協50年史『盆栽』8頁)

ニッケイ新聞 2014年3月29日 出光興産サイトから「お客様センター」に、出光佐三の養子に「政美」がいたかどうか問い合わせると、翌日にメールで返答があった。《出光佐三の個人的な情報であるため、弊社よりお伝えすることは致しかねます》とのこと。残念ながら証明は難しいようだ。 小田二三男さんは「出光佐三はもともと叔父にあたる方で、父 ...

続きを読む »