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日系 関連記事

イヴェス・ガンドラ・マルチンス=日本文化との接点は学友=渡辺マリオから母の話聞く

ドナ・マルガリーダについて語るマルチンスさん

 有名法律家のイヴェス・ガンドラ・マルチンスさんに日本文化との最初の接点を問うと「大学時代の親友が日系人だったから」と答えた。名を聞くと「渡辺マリオ」(故人)、日系社会では「日本移民の母」とも呼ばれる渡辺トミ・マルガリーダ(1900―1996、鹿児島県)の息子だった。 学生時代、マルチンスさんと渡辺マリオさんはそれぞれ恋人を連れ ...

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県連日本祭りで富士山写真展=地元しか知らない霊峰の姿=世界文化遺産1周年記念=本紙と静岡新聞が共催

四季折々の表情を見せる富士山を楽しめる(撮影・静岡新聞)

 郷土食展やミスニッケイコンテストなど見所満載の県連日本祭りが今週4~6日に開催される。中でも注目されるのが本紙と静岡新聞が共催する写真展『富士山写真展~世界文化遺産になった日本人の魂と文化~』だ。富士山がUNESCO世界文化遺産に昨年認定されたことを記念し、美しい四季の富士山の表情を伝える写真40枚を通じて、〃日本の心〃を伝え ...

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県連日本祭り、来週末!=7月4、5、6の三日間=『三方良し』をテーマに

 ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)が主催する『第17回フェスティバル・ドジャポン 2014』が来月4日から三日間、サンパウロ市イミグランテス展示場(Rodovia dos Imigrantes, KM 1,5 – Cursino)で開かれる。各県人会の郷土食が一堂に集まる郷土食展やミス日系コンテスト、コ ...

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パウリスタ延長線戦後史1=子孫にとっての勝ち負け抗争=(終わり)=「家族の歴史に誇りを感じて」=郷土史家、修正申し出る

23歳とは思えない堂々たる議長ぶりを見せた青木カイオ市議

 「この60年間、今日のような話は一度も聞いたことがなかった」。山内明さんは証言台で、目に涙を滲ませながらそう感想を語った。「特にアドリアノ・ジョーゴ委員長の話だ。拷問や差別があっても、父母からブラジル政府への悪口は聞いたことはなかった。今日聞いた話は、現在のように敬意を持たれるまでになった日系社会が生まれるまでの、貴重な歴史の ...

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県連日本祭り=今年も充実の郷土食300品=7月4日から3日間盛大に=今年テーマ「三方良し」=けん玉名人ら日本から参加

大盛況だった昨年の郷土食展

 ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)が主催する「第17回フェスティバル・ドジャポン 2014」が来月4日から三日間、サンパウロ市イミグランテス展示場(Rodovia dos Imigrantes, KM 1,5 – Cursino)で開かれる。各県人会の郷土食が一堂に集まる郷土食展やミス日系コンテスト、コ ...

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パウリスタ延長線戦後史1=子孫にとっての勝ち負け抗争=(2)=扇情的なモライスの著作=勝ち組子孫に大ショック残す

ポンペイア市立墓地にある池田福男の墓

 1946年当時の伯字紙は連日「臣道聯盟はテロ集団だ」と報じ、その悪印象が根強く残ってしまった。そのため多くの臣聯関係者がその件を心にしまい込み、きちんとした事実関係を子孫に伝えてこなかった。加えて、勝ち負け抗争という未曽有の出来事に際し、「臭いものにフタ」という日本的な態度でコロニア指導者は対処してきた。 その結果、「臣聯=愛 ...

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樹海

 先週レシフェで行われた日本代表の初戦後、会場でごみ拾いする日本人サポーターの姿を「素晴らしい模範」と伯字紙サイトが大きく報じ、世界から賞賛を浴びた。日本人が応援に使ったゴミ袋にせっせとごみを集める様子がネット上に投稿され、瞬く間に広がったようだ▼米国メディアも「遠方から訪れて敗戦した以上、頭を垂れてそのまま会場を去ってもおかし ...

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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(174)=完結

 それから三年後、ローランジアで黒澤和尚から厳しい密教の指南を受け、印可状(認可証書)を授かった中嶋和尚は、サンパウロの東洋街の東の端に小さな『聖真寺』(架空)を創建、新しい宗派『聖宗』(架空)を開いた。 『ポルケ・シン』食堂を逃げ出し、修行に出た『聖観音』は、誤ってサンパウロ市の北を流れるチエテ河に落ち、漂流しているところをサ ...

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■訃報■「太陽堂」創業者 藤田芳郎さん

 リベルダーデの日系書店「太陽堂」の創業者、藤田芳郎さんが3日午前11時ごろ、サンパウロ市のプレベント・セニオール病院で多臓器不全のため逝去した。4日にサンパウロ市モルンビー墓地で葬儀が執り行われ、同墓地に埋葬された。享年94。 1920年1月に福島県白河郡で生まれた。34年、14歳の時に家族と共に渡伯し、北パラナ州のトレス・バ ...

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ブラジル映画の中のジャポネス=時代と共に変遷する役柄=(下)=今世紀は5年に一本の割合=「思想を持つ役が増えた」

 2005年に山崎千津薫監督がデビュー作の続編として作った『Gaijin -Ama me como sou』には、日本の役者や北米の日系俳優と共に出演した。その時ですら、ブラジル内に山崎監督が使いたくなる日系俳優は多くは育っていなかった。 「喜劇役者レナト・アラゴンが娘を主演させるために作った忍者映画では、僕が忍者の師匠役で世の ...

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