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軍事政権 関連記事

ブラジル政治史まで汚してしまったアエシオ

被告となった後の会見でのアエシオ氏(Jefferson Rudy/Agência Senado)

被告となった後の会見でのアエシオ氏(Jefferson Rudy/Agência Senado)  17日、最高裁は民主社会党(PSDB)のアエシオ・ネーヴェス上院議員に対し、収賄容疑で裁判の被告人となることを告げたが、これにはつくづく「裏切られた」という思いでいっぱいだ▼その理由のひとつは、やはり彼が「次の大統領」に最も近い存 ...

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ルーラと角栄

7日、連邦警察に連行されるルーラ氏(右から2人目)(Marcello Casal Jr./Agencia Brasil)

7日、連邦警察に連行されるルーラ氏(右から2人目)(Marcello Casal Jr./Agencia Brasil)  4月7日、遂にルーラ元大統領は逮捕され、収賄罪で刑執行となった。過去に政治闘争による大統領経験者の逮捕しかなかっただけに、この一件はブラジル民にとっては非常に大きな出来事だ▼「これを他の国の基準に当てはめた ...

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《ブラジル》ルーラ、遂に連警へ出頭=妻の追悼ミサの後に逮捕=演説では最高裁や検察批判=暴徒化した熱狂支持者も

7日のミサでのルーラ氏(Paulo Pinto)

7日のミサでのルーラ氏(Paulo Pinto)  7日、ルーラ元大統領がパラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事の逮捕命令に応じ、パラナ州連邦警察に出頭して逮捕された。この日の逮捕は亡きマリーザ夫人のミサを行い、演説を行った後での逮捕という大掛かりなもので、さらに支援者の暴力が目立つなどの側面もあった。7、8日付現地紙が報じている ...

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《ブラジル》モロ判事が遂に逮捕命令=ルーラ、金属労組に立て篭もり=全国で激しい抵抗運動も=最高裁判断の翌日に

5日夜、金属労組での抗議活動中に現れたルーラ氏(Ricardo Stuckert)

5日夜、金属労組での抗議活動中に現れたルーラ氏(Ricardo Stuckert)  パラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事は5日夕方、ルーラ元大統領に対する逮捕令を出し、6日の17時までにパラナ州クリチーバの連邦警察に出頭するよう命じた。これに対し、ルーラ氏は抵抗を示している。6日付現地紙が報じている。  5日のモロ判事による逮 ...

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戦中の日本人迫害に政府謝罪を!=奥原監督、沖縄県人会に協力依頼=サントス強制立退きを語る

謝罪運動への協力を求めた奥原監督

 「日本移民110周年だからこそ、戦争前後の移民迫害に政府の公式謝罪を」――映画『闇の一日』(2012年)の奥原マリオ純監督は24日、沖縄県人会で催された講演会で、謝罪運動への協力を同会に求めた。重大な人権侵害として1943年7月8日に起きたサントス市からの枢軸国民の24時間以内強制立退きでは、585世帯の日本人のうち375世帯 ...

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アルゼンチン=ビニョーネ元大統領死去=軍事政権最後の指導者

 7日、アルゼンチン軍事政権最後の大統領、レイナルド・ビニョーネ氏が、ブエノスアイレスにある入院先の軍病院で亡くなった。90歳だった。8日付ブラジル国内紙が報じている。  ビニョーネ氏は、マルヴィナス戦争(フォークランド戦争)の最中の1982年7月、陸軍中将から大統領に抜擢された。だが、敗戦による軍の求心力低下と民主化の波には勝 ...

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《ブラジル》トニア・カレロ死去 多岐にわたって長く活躍の美人女優

リオ市立劇場で行われたトニア・カレロの葬式の様子(Tânia Rêgo/Agência Brasil)

 ブラジルの演劇や映画、テレビに70年もの間、活躍を続けたトニア・カレロが3日、リオの病院で加療中に心停止を起こし、亡くなった。95歳だった。5日付現地紙が報じている。  1922年にリオで生まれたトニアは、20代前半に画家のカルロス・アルトゥール・ティレーと結婚。彼についてパリに渡ったが、そこで演劇を学び、帰国後の49年にサン ...

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白骨死体、やはり政治犯のものだった 47年前に殺され、28年前に発見される

 20日、1990年にサンパウロ市で発見されていた謎の白骨死体の正体が、1971年に軍事政権によって殺された政治活動家のものであったことが正式に確認された。  この死体は、1971年に25歳の若さで亡くなっていたジマス・アントニオ・カゼミロ氏のものであることがわかった。  カゼミロ氏は当時、チラデンテス革命運動などのゲリラ部隊に ...

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10月のリオの選挙はMDBに厳しく!

テメル大統領(右)とぺゾン・リオ州知事(中央Beto Barata/PR)

テメル大統領(右)とぺゾン・リオ州知事(中央Beto Barata/PR)  16日に突如として連邦政府から発表された、リオ州における直接統治。治安部門だけとは言えども州の自治は奪われ、陸軍が統括の中心になるわけだから、強い拒絶反応が起こっても本来ならばおかしくはない。だが、リオの治安があまりにも不安定で先行きが見えないことから ...

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東西南北

 本頁でも報じているとおり、大荒れとなったリオ市のカーニバルだが、少なくともこの10数年間は、ここまで政治的な表現が行われたことはなかったのではないだろうか。これまでに目や耳にした、物議を醸してきたパフォーマンスは、宗教的な表現に関するものが中心で、政治家をここまでこっぴどく攻撃したものは珍しい。軍事政権時代の終わり頃がどうであ ...

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