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移民110周年 関連記事

半田知雄さん二十回忌=息子が遺作を販売

作品を手にする半田さん

 移民画家の半田知雄さんの残した絵画作品が販売されている。同氏が逝去して20年、また生誕110周年を迎え、息子のペドロさんが東洋街の事務所(Rua da Grolia, 332)で取り扱っている。  1917年に来伯した知雄さんは、32年に美術学校へ通った。その後35年に聖美会を設立するなど、日本人移民の芸術活動の草分け的存在だ ...

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大統領訪日=西森、飯星議員が一部同行=ブラジルへの懸念に改善をPR=四世ビザや牛肉輸出も要請

 【既報関連】先月のテメル大統領訪日に際し日系議員2氏、西森ルイス連邦下議と飯星ワルテル下議補(来年1月に繰り上がり)も日本を訪れ、二宮正人弁護士が大統領の通訳を務めた。同行した3氏は、インフラ支援などを目的とした今回の訪日に、どんな成果を感じたのだろうか。  テメル大統領は先月18、19の両日、現職として11年振りに日本を公式 ...

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第46回県連故郷巡り=悠久と躍動の北西パラナ=(5)=この地で健闘する戦後移民

 ウマラマといえば青年隊の〝故郷〟との印象だったが、この地でもコチア青年を見つけた。パラナ州に入ったのは戦前移民の子供世代が中心だったが、今回の旅を通して、青年隊はもちろん、意外に戦後移民があちこちに入って健闘していることを痛感した。  たとえばコチア青年1期1回の高橋隆さん(79、山形県)だ。のっけから「ブラジルは面白いよ。何 ...

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第46回県連故郷巡り=悠久と躍動の北西パラナ=(3)=町誕生で続々とサンパウロ州から

福島完治さんと内村照子スエリさん

 9月30日(金)午後、故郷巡り一行は現地が誇る巨大企業ザエリ(Zaeli Alimentos LTDA)の工場を見学。夜はウマラマ文化体育協会で交流会が行われ、現地からは約30人が参加した。  町の人口は10万7千人、市制開始は1955年で、青年隊第1陣が到着する前年だ。つまり、日本人はほぼ市の歴史と共にある。北パラナ最大の都 ...

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日本移民110周年は目前だ! (連載4/終)=県連日本祭りで記念式典を

県連日本祭り会場を練り歩く子供たちの太鼓行列。彼らが50歳代を迎えた時に移民150周年は盛大に挙行されるのか

 移民110周年は地方日系団体にとってだけでなく、サンパウロ市にとっても重要な機会だ。中でも県連には今も「日本文化を残そう」「日本との強い絆を」という強い意気込みがある。そのシンボルが、地元主催としては世界最大規模の日本をテーマにした大イベント「県連日本祭り」だ▼欧米で行われるマンガ・アニメを中心としたイベントには、日本政府の大 ...

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サントス強制立ち退き取材=松林監督「体験者はぜひ連絡を」

古い邦字紙を調査する松林監督

 映画監督の松林要樹さん(37、福岡県)が、大戦中に起きた日系人に対する最大の迫害、1943年7月の「サントス強制引き上げ」に関するドキュメンタリー映画を取材中で、被害者の証言を集めている。松林さんは12月まで滞在する予定で、「強制引き上げ体験者の生の声を、今のうちに記録しておきたい。ぜひ連絡を」と呼びかけている。  サントス強 ...

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宮坂国人財団=完成までもうひと踏ん張り=イミグランテス環境公園=センター建設に資金募る

説明を受ける関係者ら

 宮坂国人財団(西尾ロベルト義弘理事長)が日本移民百周年記念事業として企画した『エコロジコ・イミグランテス公園』が完成まであと一歩に迫っている。10日、建設状況の説明と未完成となっている技術研究センターへの資金援助を募るため、日系団体関係者ら20人近くが視察に訪れた。中前隆博在聖総領事、呉屋春美文協会長、山田康夫県連会長らが参加 ...

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日本移民110周年は目前だ! (連載3)=地方と都市の2頭体制に

マリリア市にある三笠宮同妃両殿下が訪問した事実を刻む金属プレート(梅崎嘉明さん提供)

 振り返れば、終戦直後の勝ち負け抗争において、最も死傷事件が多発したのは、マリリアからオズワルド・クルースに至るパウリスタ沿線だった。軍曹が汚れた軍靴を日の丸でぬぐった目撃談の真偽を糾すために、青年らが立ち上がった「日の丸事件」は1946年1月にツッパンで起きた。これが発端だ。そして同年3月のバストスの溝部殺害、5月のバストス連 ...

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移民110周年に、第2回のど自慢ブラジル大会を!

 当地のカラオケ熱は世界一だろう。指導者も多いし、大会は毎週のようにある。そんな業界からマルシア、エドアルドが日本へ飛び出した。  亜国からは大城バネサがプロとして活動している。本人曰く、「年4回ほどしか大会がない」という同国から日本へ渡った珍しい例だ。  それに比べ当地のあまりの盛況ぶりに、音楽こそ日伯を結ぶ文化だと感じる。古 ...

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日本移民110周年は目前だ! (連載2)=できればマリリアにもご来訪を

三笠宮同妃両殿下がご訪問されたマリリアの公園(梅崎嘉明さん提供)

 次の節目である日本移民110周年まで、あと1年と8カ月になったが、まだ記念事業の計画は聞こえてこない。日本から皇室をお呼びし、大きな事業をするのであれば、遅くとも1年前には大筋が決まっていないと難しい。本来なら、この年末、遅くとも来年前半が勝負時のはずだ。  世紀の節目だった日本移民百周年から8年が経ち、日伯外交樹立120周年 ...

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