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新年特集号

寄稿=戦後移住60周年に向けて=もう一度、ブラジルに感謝を=式典実行委員長 川合昭

ニッケイ新聞 2013年1月1日付け  今を去る10年前の2003年7月26日、サンパウロ州議会ホールにおいて1300人の参加者のもと、戦後50周年記念式典が盛大に挙行された。  趣旨は、敗戦国の日本から数多くの移民を引き取り、温かく見守ってくれたブラジル国の政府と国民に「オブリガード(ありがとう)」を伝えるとともに、戦後移住者 ...

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巳年生まれに聞く=新年の目標はこれ!

ニッケイ新聞 2013年1月1日付け  巳年と言えば、「執念深い」という印象がある一方で、「即断即決は苦手」だが「奥深い」という性格の人が多いとの話もある。日本の有名人の年男といえば、男性では香取慎吾、古田敦也、本木雅弘、落合博満、北の湖、関根勤、徳光和夫、萩本欽一、年女なら安室奈美恵、小林幸子、竹下景子、岩下志麻、倍賞千恵子、 ...

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ジャブチ賞小説部門受賞=『NIHONJIN』=オスカール・ナカザト=日系初の快挙成し遂げ=論争を呼んだ採点の謎

ニッケイ新聞 2013年1月1日付け  ブラジル出版界の最高峰といわれる今年のジャブチ賞(Premio Jabuti、ブラジル書籍評議会主催)の中長編小説(Romance)部門を、日系人が初めて受賞した。その名も『NIHONJIN』(2011年、176頁、サライヴァ出版)。錦衣帰国を夢見て戦前に移住した誇り高き日本移民イナバタ・ ...

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USP騒動の真相は何処に=食い違う報道と現場の声=世界で若者の不満が爆発した昨年を振り返る

新年特集号 ニッケイ新聞 2012年1月1日付け  2011年を振り返ると、様々な形で若者の不満が噴出した年であった。年頭から続く〃アラブの春〃やチリの教育改革運動、ウォールストリートでの座り込み等々、数え上げればきりがない。ブラジル、それもサンパウロ市にいて若者の不満を感じさせられた事の一つは、10〜11月にサンパウロ総合大学 ...

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絶賛発売中のリンゴジュース=「予想上回るすごい反響」

新年特集号 ニッケイ新聞 2012年1月1日付け  リンゴジュース・インテグラル「Sanjito」は1リットル、300ミリリットルの瓶詰めで昨年から生産され、今年から本格的に販売が開始された。  以前まではヤクルト社に規格外のリンゴで生産を委託していたが、組合自ら生産するようになった。  甘さを調整するため、SANJOのガラとフ ...

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新年の挨拶=駐ブラジル日本国大使=三輪 昭

新年特集号 ニッケイ新聞 2012年1月1日付け  明けましておめでとうございます。謹んで新年のお慶びを申し上げます。  昨年3月11日に発生した東日本大震災に際しては、ブラジルからはルセーフ大統領をはじめ連邦政府だけではなく、多くの国民の方々、とりわけ日系社会の皆様から温かい言葉や支援を頂戴致しました。改めて御礼申し上げます。 ...

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知られざる麻州日系史=「本当の野心家多かった」=リオ・フェーロ、カッペン植民地

新年特集号 ニッケイ新聞 2012年1月1日付け  昨年9月末に行われた第1回クイアバ七夕祭り。念願の祭りを開催するに至るまでの経緯を、実行委員長を務めた地元の戦後移民、尾崎堯さん(76、秋田)に聞いた。尾崎さんはマット・グロッソ州都クイアバ市から北北東に約500キロ先、和歌山県人の松原安太郎によって開設された「リオ・フェーロ植 ...

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昇竜の如き躍進の年に=在サンパウロ日本国総領事館=総領事 大部 一秋

新年特集号 ニッケイ新聞 2012年1月1日付け  新年明けましておめでとうございます。  昨年、我が国は3月11日に発生した東日本大震災により戦後最大の困難に直面しましたが、護り合い支え合いながら勇気を持って必死になって進んできました。大災害との闘いは今なお続いていますが、一日も早い復旧・復興がなされ被災地の皆様が一刻も早く安 ...

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カッペンで両親亡くなる=「第5陣来なくていい」

新年特集号 ニッケイ新聞 2012年1月1日付け  七夕祭り2日目の10月1日は、60年にカッペン植民地へ第4次隊として入植した沖縄県読谷村出身の山内義寿さん、真寿さんが家族とともに訪れていた。同地には56年の第1次隊を皮切りに第4次隊まで沖縄出身の移住者が送られた。  2人は一家12人で「大きな土地を求めて」入植した。「当時日 ...

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日系社会がなくなる?!=人文研年表の編集終えた雑感=ニッケイ新聞元編集局社会部長 神田 大民

新年特集号 ニッケイ新聞 2012年1月1日付け  去る1月から10月まで、人文研(サンパウロ人文科学研究所)の『日本移民・日系社会史年表』増補版(1996年〜2010年)の編集作業をさせていただいた。1995年まではすでに刊行され、実用に供されており、そのあとの分を担ったのである。作業を通じ感じたのは、日本人移民子孫の日系人意 ...

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