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岡山県人会=「祭り寿司」で年忘れ=一足早いお雑煮も

12月17日(金)

 岡山県人会(岡詢会長)は十二日正午から忘年会を行い、約八十人が集まって一足早いお雑煮などを楽しんだ。当日は、婦人部が前日から用意していた、さわら、エビ、貝などが載った「祭り寿司」が振舞われた。同様に、青年部は前日に餅つきし、当日はお雑煮にして配った。
 岡会長は「餅つき、カラオケ、ビンゴは青年部に責任持たせました。一足早いお雑煮ですが、次の集まりが一月三十日の総会なので」と語った。ビンゴの景品は持ち寄りに加え、県人会からミキサーとトースターの新品が用意された。
 来年九十五周年を迎えることから、記念行事として最初の県人が入ったグアタパラ移住地の訪問を予定しているという。「県人会百周年へのステップとして、将来に残る植樹をしたい」と語る。記念行事だけで、式典は控える方針だ。
 ただ、県人会百周年に向けて名簿の更新、記念誌の発行などの準備もすすめていくことが十一日の役員会で決定された。近郊の会員は約百三十家族、全伯で四百五十家族で、会員外も含めれば千家族がいるという。

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