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新潟県がリオ水害に寄付=駐日ブラジル大使に目録渡す

ニッケイ新聞 2011年3月18日付け

 新潟県は2月24日、東京事務所長を通してマルコス・ベゼーラ・アボッチ・ガルヴォン駐日ブラジル大使にリオ水害のお見舞金の目録を渡した。
 当日渡された泉田裕彦知事からのお見舞い状には、県民を代表して「一日も早く被害に遭われた皆様が心の安らぎを取り戻されますよう心から祈っております」とし、「大地震による苦難を経験した新潟県民にとりましては、被災地域が置かれている状況の困難さは想像に難くありません。そのような状況の中で、救援活動を行っておられる皆様に対し、心から敬意を表します」との気遣いが溢れた文面になっている。
 お見舞金は大使館と相談の結果、リオ州市民防衛局の口座に今月16日に直接振り込まれる予定。ブラジル新潟県人会の南雲良治会長は、「中越地震の時に日系人から寄付が行ったことが関係していると思う。有難いことです」と喜んでいた。

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