ニッケイ新聞 2009年10月2日付け
95年、阪神・淡路大震災の直後に留学、1年間神戸芸術工科大学でデザインを学んだ。「私が風呂敷に出会い、こうして活動できるのも留学制度のおかげ」。
2年前に途切れた兵庫県費留学に対し、「日本で学ばせてもらったことが役に立っていることを証明し、風呂敷で日伯を結びたい」と熱い。来年の県人会創立50周年に合わせて来伯予定の知事に直訴する勢いだ。
「口だけでなく行動で示そう」と大学や国際交流基金、地方の文協で講習会を開き、何でも包め環境にやさしい風呂敷の魅力を広めている。「他県でも留学制度が減ってきてる。無くすのは簡単だけど繋がりが無くなってしまう」。それじゃもったいない!(親)