ニッケイ新聞 2010年7月1日付け
同修道女会のブラジル派遣者では初めての快挙。67年6月に来伯し、在伯43年になる。神父を支え、ミサの裏方を任じる重要な役割をつづけ、18日の日本移民慰霊ミサでもオルガンが弾きながら、大きな声で歌っていた。
第10回宣教女(74年派遣)の白沢康子さん(68、長野県)=写真左=も、「こんなにたくさん集まって祝福されたのは、一つの社会への証。神様に使えることを通して、社会に熱心に奉仕してこられましたから」とほほえむ。
結婚50周年なら金婚式だが、修道生活のそれは「金祝」という。移住50周年なら「金住式」か。ここ数年、多くの戦後移住者が祝う時ではないか。(深)