5月10日(土)
「最近の日本人は漢字をかっこいいと思わない。ブラジルでは漢字Tシャツを買うことができるって? すばらしい、日本へのお土産にしよう」
堅い研究者のイメージが強いが、実は国際一輪車連盟の副会長で、一輪車の名人だ。先に講演を行ったベレンでは市中走った。漢字とともにその魅力をブラジルに伝えたいという。
ブラジルは三回目。四十年前にはサンパウロ市ボンレチーロ区に家族とともに住んでいた。「ポルトガル語も話せるけれど、いまは日本語の方が百倍は上手だよ」
現在は日・中・韓それぞれの言語を横断するソフトウェア開発のためのデータベース作りに励む。六四年生まれ。ドイツ出身のイスラエル人。
講演は『不思議な不思議な漢字の世界』をテーマに二時間を予定。ポルトガル語を主に使用する。松柏・大志万学園の主催で入場無料。会場住所はヴィラ・マリアーナ区リンス・デ・ヴァスコンセイロス通三三五二。詳細問い合わせは電話3209・6211まで。