ブラジル知るならニッケイ新聞WEB

あん餅づくり講習会=レジストロ=「サブロー名人」迎えて

2007年4月25日付け

 【レジストロ】もち米の産地、レジストロで「あん餅とどら焼き」の講習会が去る六日、午前九時から午後四時まで、レジストロ文協会館で行われた。主催は文協。
 講師はサンベルナルド・ド・カンポの池泉三郎さん。サンパウロのブラジル新潟人会の「サブローもち」で有名な餅作りの名人である。愛用の臼や杵を持参して八十三歳の高齢にも関わらず壮者をしのぐ力で一人で三臼ついて、餅の搗き方、あん餅を作る餅の握り方を教えた。二十五人の女性、五人の男性が参加し、ユーモアのある池泉さんの講習会に一日中笑いが絶えなかった。
 また、この講習会には、やはり新潟県人会の若月俊二さんと母親の若月タミさんも同行し、どら焼きの作り方を教え大好評だった。新潟県人会では毎年、サントスの厚生ホーム、イタケーラのこどものその、グアルーリョスの希望の家などの行事に参加して餅を搗いている。
 昼食時間は、参加者の「一品持ち寄り」と〃池泉名人〃持参の手打ちうどんに舌鼓をうち、和やかな一時だった。

モバイルバージョンを終了