ブラジル最高裁判所第2小法廷は24日、判事投票3対2で、建設大手オデブレヒト社関係者による報奨付供述の内、ルーラ元大統領絡みの、アチバイア別荘疑惑やルーラ研究所疑惑に関する内容を、サンパウロ州連邦裁判所扱いとする事を決定したと、24、25日付現地紙・サイトが報じた。
これまでは、オデブレヒト社の供述内容は全て、ラヴァ・ジャット作戦関連裁判を担当するパラナ州地裁のセルジオ・モーロ判事が扱う案件だったが、最高裁第2小法廷は、「オデブレヒト社の供述中、ペトロブラス社と関係ない部分は、ラヴァ・ジャット作戦関連の供述とはみなさない」と判断した。