ブラジル最高裁第2小法廷が19日、労働者党(PT)党首で上議のグレイシ・ホフマン氏と、夫で元企画、通信相のパウロ・ベルナルド氏らに対する、2010年上議選での収賄・資金洗浄疑惑に関する審理を行い、証拠不十分で無罪とする判決を下したと20日付現地紙が報じた。
ホフマン、ベルナルド夫妻は、検察庁が2015年に提出したラヴァ・ジャット作戦(LJ)に関与したとされる政治家のリストに名を連ねていた。ロドリゴ・ジャノー検察庁長官(当時)は2016年に、両氏が100万レアルの賄賂を受け取ったとして起訴した。