パラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事は1日、ルーラ、ジウマ両氏の労働者党(PT)政権の重要閣僚だった、アントニオ・パロッシ氏のラヴァ・ジャット(LJ)作戦での報奨付証言(デラソン)の一部公開を認めた。これにより、「ルーラ氏は2007年からペトロブラス(PB)の汚職計画を知っていた」「10、14年のジウマ氏の大統領選キャンペーンの経費は申告の約4倍以上だった」などの発言が飛び出している。2日付現地紙が報じている。
パロッシ氏は16年にLJで逮捕され、最初の裁判で、モロ判事から12年2カ月の実刑判決を受けている。