26~27日にブラジル国内のみならず、世界を震撼とさせたブラジル空軍機からのコカイン発見に続き、27日に、ボルソナロ大統領の社会自由党(PSL)のミナス・ジェライス州支部関係者3人が、18年の統一選挙時に幽霊候補者(ラランジャ)を使って政党援助金を不正に得る計画を実行した容疑で逮捕された。当時の支部長はルセロ・アルヴァロ・アントニオ現観光相で、容疑者たちとの関係も深い。28日付現地紙が報じている。
逮捕者の1人のマテウス・ヴォン・ロンドン・マルチンス容疑者は、アントニオ観光相の右腕的存在で、現在、観光省の特別補佐官の職にある。