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サンパウロ市=24時間スポーツの祭典=7百イベント、野球体験も=15日から

ニッケイ新聞 2008年11月14日付け

 二十四時間にわたり、サンパウロ市内各地で七百ものスポーツイベントを同時開催する「ヴィラーダ・エスポルチーバ(Virada Esportiva)2008」が、十五日午後二時から十六日午後二時までおこなわれる。
 サンパウロ市スポーツ局が主催。今年で二回目。サッカー、フットサル、バスケット、卓球、柔道、居合道、空手、各種陸上競技、カポエイラ、ダンスなど多岐にわたる。ギネスブックに挑戦するような特別イベントもある。主催側ではのべ二百万人の参加を見込んでいる。
 十一日午前にパカエンブー競技場のサッカー博物館で開かれた記者会見には、ヴァルテル・フェルヂマンサンパウロ市スポーツ局長、ジルベルト・カサビ市長、クラウリー・サントス・ダ・シルヴァ州スポーツ局長らが出席。それぞれが同イベントの意義を強調。フェルジマン局長は「サンパウロをブラジルのスポーツ都市にしたい」と抱負を述べた。
 数ある競技の中でも、パウリスタ野球連盟(沢里オリビオ会長)は、サンパウロ市ボン・レチーロ地区のミエ・ニシ球場内で、両日午前九時と午後一時から、ブラジルカップの予選試合を開催。アチバイア、グアルーリョス、ドウラードス、ニッポン・ブルージェイズ、モジの五チームが試合を行なう。
 同球場隣のグランドでは、十五日午後二時から六時ごろまで、十六日午前九時から午後二時まで一般や子ども向けの野球体験コーナーも実施する。参加費は無料。
 沢里会長は「道具は全部用意している。ぜひ気軽に参加してほしい」と呼びかけている。
 オープニングセレモニーは、十五日午後二時から、Alena da juventude Radical(アニェンビー区のサンボードロモ内)である。同イベントのホームページは、www.viradaesportivasp.com.br

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