ニッケイ新聞 2011年12月14日付け
今後、同州のサッカーの魅力を日本で広めていく役割を担っていくことになる。関係者によれば、同連盟は今後、全国を統括するブラジルサッカー連盟(CBF)のサッカー親善大使に三浦選手の就任を薦める話もあるという。
商議所の忘年会にスーツ姿で現れた三浦選手に会場は興奮を隠しきれず、写真やサインを求める会員や家族が囲んだ。
三浦選手はお辞儀の時にマイクを頭にぶつけるパフォーマンスで場を和ませ「ブラジルでは8年間プレーした。こうして今でも受け入れてくれることは、ブラジルに残したものがまだあるのかなと思う」と話した。
7日に古巣サントスFCを訪問「とても歓迎してもらえた。当時監督だったペペとも挨拶できた」と喜びを語った。
また、三浦選手が初のプロ契約を結んだキンゼ・デ・ジャウーも訪れ「プレーのオファーを毎年くれる。今回もトレーニングをするだけだが、いつかプレーしたい」と話すなど、各地での繋がりをアピールする内容となった。
日本で開催されているクラブW杯の大使でもある三浦選手は「大会がなければもっとブラジルに滞在したかった」と笑顔で話し「来年は45歳。現役を続けてやっていきたい」と抱負を語った。