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2015年8月15日の記事一覧

技能五輪国際大会=未来を背負う職人集う=日本勢は40種目45人=アニェンビーで明日まで

ロボットコンクールの様子(Jose Paulo Lacerda/CNI)

 『第43回技能五輪国際大会』(ワールドスキルズインターナショナル主催)がサンパウロ市のアニェンビー国際展示場(Av. Olavo Fontoura,1209)で12~明日16日まで開催されている。世界57カ国より1230人が50種目の競技に参加しており、そのうち日本は40種目45人が参加。2年置きに世界の各都市で開催されている ...

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伯海軍=和田典明少将が就任式=大統領府で要人護衛に

(左4人目から)長女マユミさん、妻マルセリーナさんらと就任式に臨んだ和田少将ら(提供写真)

 【既報関連】ブラジル海軍に日系人として初めて昇格した和田典明さん(55、三世)の就任式が、7日にブラジリアのプラナウト宮(大統領府)で行なわれた。大統領府の安全情報室に所属し、警備や防犯業務に従事する。 式には大使館の山内徹防衛駐在武官、日系初の陸軍中将で現在は退役した小松カズノリ・パウロさん、三谷シゲル・エドゥアルド海軍大佐 ...

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ピッコロ女声合唱団=コンサートを22日に

ピッコロ女声合唱団のメンバー

 ピッコロ女声合唱団(足立弘子会長)のコンサートが22日午後4時から、サンパウロ市のメトジスタ教会(Av. da Liberdade, 659)で今年も開催される。指揮は吉田輝男さん、伴奏は宮島紀子(みちこ)さん。 19人のメンバーが披露するのは、ミサに始まり、アンパンマンの作者やなせたかし作詞曲のメドレー、「イパネマの娘」「広 ...

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オペラ歌手鶴澤さん=援協で公演、18日

長尾部長(左)と鶴澤さん

 オペラ歌手の鶴澤美枝子さん(64、香川)が18日午前11時から、援協5階の神内ホール(Rua Fagundes, 121)で公演を行う。入場無料。 5月末から当地に滞在し、高齢者施設や日系行事で歌声を披露している。今回は援協の定期デイサービスに合わせて開催することになった。両国国歌やオペラのほか、「仰げば尊し」「ふるさと」など ...

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大耳小耳

 22日に行われるピッコロ女声合唱団コンサート、入場無料の代わりに「1キロの保存食」の寄付を呼びかけている。ブラジル食品が入場チケットとは、渡伯してまだ一カ月半のコラム子の目には新鮮に映った。食料は自閉症児療育施設と教会に寄付されるようだ。合唱団が参加者へ美声を与え、参加者が食料を寄付する。歌い手も聞き手も楽しめて、善意が循環し ...

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響ファミリー=心に響け! 凱旋公演=「来年また来る」に大歓声

豪華フィナーレ「花魁道中」の様子

 【既報関連】コロニア出身の大衆演劇団「響ファミリー」(響彬斗座長)と「優美」&「喜楽」のジョイントコンサートが8、9の両日、文協大講堂で行なわれ、延べ約1500人が来場した 「喜怒哀楽」のテーマ通り、総勢20人の出演者が涙あり、笑いありの約30演目を2時間以上に渡り演じた。来場者は間髪を入れずにあちこちから登場する出演者を忙し ...

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第40回 日伯で起こる様々な逆転現象

 朝晩冷え込んで、風邪ひきの人も多いサンパウロから、熱中症で死者も出ている東京に戦々恐々で戻った。相当覚悟をしてきたが、運良く帰国した日から猛暑が和らいできて、溶けそうにならずに済んだ。 しかし、まさか南国ブラジルから極東の日本に来て、暑さを恐れるようになるとは思わなかった。日本の湿度の高さは独特で、ブラジルの35度と日本の35 ...

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飛翔太鼓=父母の支えで全伯一に=「日本大会全力で頑張る」

飛翔太鼓のメンバー

 ブラジル太鼓協会が先月末に開催した「第12回ブラジル太鼓フェスティバル」ジュニア部門で、見事チャンピオンに返り咲いたコロニア・ピニャール(福井村)の飛翔太鼓。祝賀会を終えて一息付くのも束の間、来年3月に日本・大分県である「第18回日本太鼓ジュニアコンクール」に出場するべく、再び猛練習が始まった。 のどかな田舎にあるコロニア・ピ ...

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宿世(すくせ)の縁=松井太郎=(22)

 太一は五粁の山道を自転車でバスの始発所までゆき、M市まで出てもらった小切手を銀行に預けた。帰りにはちょっとした贅沢品などをもとめたい余裕が気持ちにういた。その頃から、太一は邦人のバザールにおいてある本棚をのぞいてみるようになった。住まいは草ぶき泥壁の小屋であったが、夕食にはあかるいアラジンの石油ランプの下、家族が食卓をはさんで ...

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アマゾンの日本人医師たち

 アマゾンというと、豊かな動植物、原住民といったイメージが強い。そこに日本人の奮闘の歴史があったことは、アサイーが流行っても知られることはない。ましてや、アマゾンの日本移民を医療で支えた医師たちがいたことはもちろんだろう▼14日付け本紙7面記事「アクレ州医療向上に50年」で日本政府の旭日双光章を受けた川田哲男医師(78、二世)。 ...

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