ホーム | コラム | 特別寄稿

特別寄稿

ボウソナロ優勢のまま乗り切るか=28日、いよいよ決戦投票=思い切って占う、新政権でどう変わる!=聖市在住 駒形 秀雄

ボウソナロ大統領候補(Foto Tânia Rêgo/Agência Brasil)

 10月7日の総選挙で新しい国会の議員は決まりましたが、大統領はボウソナロとハダジ、2候補の決戦投票(28日)になりました。  今までの支持率調査では、ボウソナロ(PSL党)59%、ハダジ(PT党)41%という数値が続いており、あと1週間もない投票日に向けて両陣営の激しい追い込み活動が続いております。  今回の大統領選挙では両候 ...

続きを読む »

大衆迎合的な独裁政権への道?=伯国大統領選どっちが勝っても=パラグァイからの見方=アスンション在住 坂本邦雄

ボウソナロ(Fernando Frazao/Agencia Brasil)

 去る7日(日)、ブラジルの総選挙第1ラウンドで、極右の大統領候補ジャイール・ボウソナロ氏が圧倒的な勝利を得た事は、ラテンアメリカの政治図を右寄りに転向させる一方、世界で近頃は又人気が上昇傾向の、強権指導者台頭に良い追風になりそうである。  アメリカのドナルド・トランプ大統領を礼賛するボウソナロ氏は、第1ラウンドで46%の投票を ...

続きを読む »

踊る! ブラジル大統領選挙=汚職、不景気背景に大激変=聖市在住 田中禮三(10月12日記)

ボウソナロ(Foto: Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil, 9/11/2016)

 史上稀に見る大型贈収賄事件「ラヴァ・ジャット」騒動の最中、10月7日に行われた総選挙は、ブラジル近未来を左右する重要な選挙だった。それにしても、欧米のメディアが選挙結果を大々的に報じているのに反し、日本のメディアでは殆ど話題にもなっていないようだ。日系人約200万人が在住し、親しい国であるブラジルのニュースが、そして、日系ブラ ...

続きを読む »

ラ米の政治図は左傾化するか?=地域大国メキシコ、ブラジルで=パラグァイ在住 坂本邦雄

フェルナンド・ハダジ候補(Ricardo Stuckert)

 最近のラ米の世論調査の結果を分析すると、地域で最大のメキシコとブラジルの2カ国に於いては、早々に左派の大統領が、それぞれ生まれるかのごとき形勢が窺える。  メキシコでは先達て、次期大統領に当選したアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール(略称=AMLO・アムロ)氏が、幾十年来の初めての左翼元首として、来たる12月1日に就任す ...

続きを読む »

大統領選の投票日直前に急展開=ボウソナロとハダジで決戦へ=聖市在住 駒形 秀雄

ハダジ候補(Ricardo Stuckert)

 春にしては寒い10月7日、ブラジル全土で大きな事故もなく、総選挙が行われました。  注目の大統領選挙では強硬派と言われるボウソナロ(PSL党)が5千万近い票を集めて1位、ハダジ(PT党)が3千万票で2位となり、この二人で10月28日の第2次選挙が争われることになります。大方の期待に反してアルキミン(PSDB党)やマリナ(RED ...

続きを読む »

混乱選挙における日系候補の役割=「倫理」が重要、よく考えて投票を!=法律専門家 原田清

電子投票箱(Foto: Elza Fiuza/Abr)

 現在進行中の選挙ほど、困った選挙は今までほとんどなかった。  選挙日程が正式発表されるよりはるか以前から主流メディアは、資金洗浄などの汚職で有罪判決を受けた囚人(編注=ルーラ)を〃大統領選立候補者〃扱いした。報道の本来の役割を忘れたこの行いにより、彼は話題の中心人物となりえた。  (選挙が始まる大分前からの)支持率〃調査〃によ ...

続きを読む »

マヒしたら「死んだほうがまし」か?=高齢化社会と車椅子利用の現実=聖市在住 毛利律子

車椅子(参考写真)

国際線搭乗口での出来事  8月下旬、ドイツのフランクフルト国際空港で、手続きを終えて受付カウンターを離れゲートに向かおうとすると、地上乗務員の一人から「あなたは車椅子に乗るようになっていますから、係員が来るまでここで待ってください」と声をかけられた。  確かに旅行社から、各空港では高齢者向けの車椅子が用意されているから使った方が ...

続きを読む »

パラグァイ=「マリト政権は2年も続かない」=カルテスの置き土産に苦労=気になる麻薬マフィアの暗躍=アスンション在住 坂本邦雄

パラグァイの新大統領マリオ・アブド・ベニテス氏《通称マリト》(Casa Rosada (Argentina Presidency of the Nation), via Wikimedia Commons)

 就任後、既に1カ月有余が経過した今日、アブド・ベニテス新政権は、始動したエンジンが未だ全開できないでいる様である。  その一因は、政権与党のコロラド内部で、カルテス派を抑えて今回政権の座に就いたマリトと、カルテスの間の幾多の摩擦の傷が癒されず、大同一致の行政体制が未だに築けずにいる事である。  ちなみに、カルテス前政権の過半末 ...

続きを読む »

特別寄稿ウィーン編=移民労働者が語る魂の話=肉体と精神が離れる病とは=聖市 ヴィラ・カロン在住 毛利律子

古代エジプトでは霊魂は不滅と考えられ、死者は復活するとされていた。その死と再生を司る神がオシリス。『死者の書』に描かれたオシリスの姿(Photo taken by Hajor, Dec.2002, From Wikimedia Commons)

 8月下旬、所用で訪問したウィーンでのこと。  オーストリア・ウィーンといえば、昔から伝統的に、ゲルマン系、スラブ系、マジャール系(モンゴル系ハンガリー人)、ラテン系の多彩な民族を集約する都市として栄え、今日も石油輸出国機構(OPEC)、国際原子力機関(IAEA)、国連ウィーン本部など国際的な主要機関が集まる大都市である。  ウ ...

続きを読む »

散り際の美学=聖市在住 脇田 勅(ときお)=<7>

 わたしは一朝有事の際には、いつでも進退だけはきれいにしようと肝に命じていました。これはわたしがもっていた人生哲学でした。  県人会長を辞めるときにはスパッと潔くというのがわたしの信念であり、またその信念を貫き通す激しさをも、わたしは持っていました。また、わたしは『ドロをかぶるときは、言い訳をせず、全身でかぶれ』という教えを守る ...

続きを読む »