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特別寄稿

「健康な長生き」をするために=パロディーから学ぶ生活習慣改善=病の深い意味に気づき、自己実現を目指す医療=聖市ヴィラ・カロン在住 毛利律子

980ポンド(444キロ)の男性の脂肪と骨格

 いま超高齢化社会の医療問題は、世界的に深刻である。日本でも、「少子高齢化と人口減少」による人口動態の変化がおき、最も緊急な課題として「社会保障の課題―年金・医療・介護」、「現行の医療制度、国民皆保険制度の見直し」、「医療財政の限界、医療機関の改革」などの諸制度の改革、見直し、新しいルール作りが活発に検討されている。  その中で ...

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両国繋ぐ新2大橋建設推進へ=伯国大統領がストロエスネル称賛=パラグァイ在住 坂本邦雄

パラグァイのマリオ・アブド・ベニテス大統領(Antonio Cruz/Agencia Brasil)

 伯国のボウソナロ大統領は2月26日、イタイプー双国水力発電所建設の大事業を実現した当時の伯国歴代の軍事政権の功績を挙げ、その相方であるパラグァイの独裁者アルフレッド・ストロエスネルも大いに称揚した。  パラグァイのマリオ・アブド・ベニテス大統領は同日午前、パラナ河左岸(伯国)で同国際水力発電所の、ブラジル側新総裁ジョアキン・シ ...

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武本文学賞終了、その前後の弁=ブラジル日系文学会会長 編集長 中田みちよ

武本由夫

 「コロニア詩文学」の生みの親といわれた武本由夫が死去したのは1983年1月である。それから、時をおかずに「武本文学賞」が設置された。そして、本2019年3月の「第36回」をもって、「武本文学賞」は終了する。  かなり以前から、日系文学はどちらかといえば、まだ生存している文学愛好者の書き手を鼓舞するために継続してきた色合いがつよ ...

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国際市場舞台に活躍する日系農業者=(2)=パラグアイ「ブラジガイオ」の沃野=聖市在住 駒形秀雄

イヴァン氏のパラグアイの立派な自宅

 今度はパラグアイで活躍するブラジル人・イヴァン/イラセマ夫妻の農場を訪問しました。イラセマさんはブラジル・北パラナでラミー王として知られた故市村之(すすむ、新潟県出身)の息女にあたる人です。  イヴァン(敬称略)の農場はパラグアイ国、アルトパラナ州サンクリストバゥ村にあり、ブラジルとの国境から130KMの所になります。国境の街 ...

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国際市場舞台に活躍する日系農業者=(1)=先進的なペトロリーナの果物生産=聖市在住 駒形秀雄

ペトロリーナの市街地の様子(Juniorpetjua (compilation), via Wikimedia Commons)

 異常な暑さの続く1月下旬、ノルデステ地方のペトロリーナとパラグアイの農業地帯を訪問しました。それは、「海外の農業活動を見聞きして視野を広め、自分達の営農に役立てよう」という新潟県企画の農業研修生に同行してのものでした。  訪問した先々で見たものは、国際市場の影響をジカに受けるブラジル農業の中で、果敢に挑戦し立派な成果を挙げてい ...

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増加中のサソリに注意を!=在ブラジル日本国大使館 参事官兼医務官 岡本洋幸 医学博士 ICD(インフェクションコントロールドクター)

保健省提供のブラジリアンイエロースコーピオンの写真(許可を得て掲載)

 世界中には約1500種類のサソリがいて(注1)、約30種類に危険があるとされています(注2~5)。ブラジルには約160種類のサソリがいます。  ブラジルでは、森林破壊が進んだ結果、都市部にもサソリが侵入しています。  ブラジル国内では、Tityus属ブラジリアンイエロースコーピオン(体長5cm程度)が一番猛毒です。単為生殖で、 ...

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戦後に生まれ、平成で熟した団塊世代の終活=ヴィラカロン在住 毛利 律子

映画『エンディングノート』のサイト

 第2次世界大戦が終わった1945年から1952年ごろの間に、世界的にベビー・ブームという現象が起こり、北米、欧州、オセアニア、日本など、世界各国でたくさんの子供が生まれた。アメリカではこの時期に生まれた子供(ベビー・ブーマー世代)は7820万人。日本では、この現象を「団塊の世代」(堺屋太一の造語)と言い、焼け跡世代(あるいは戦 ...

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緑内障とは=在ブラジル日本国大使館 参事官兼医務官 岡本洋幸

岡本洋幸医務官

 緑内障とは、目の奥の視神経が弱ってしまう病気で、弱った分、視野が狭くなり、末期には失明に至ることもある病気です。緑内障の進行には眼圧が関係しています。日本人の眼圧はおおむね10~20mmHgが平均的な範囲です(アメリカ人、その他の国の方も大差はありません)。  眼圧が高いと悪化進行のリスクが高まるため、眼圧に応じて点眼薬、レー ...

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或る「俳句会」に参加して=リオ大学日本語科学生さん達の体験句会=聖州アルミニオ市 伊那宏

初めての句会に挑戦するリオ州立大学日本語科の学生の皆さん

 去る1月23日、サンパウロ市内ピリツーバに在る浄土宗派日伯寺において、リオ州立大学日本語科の学生さん25名ほど(教師数名含む)が集まって俳句会が催された。彼らは1週間の日程で日本文化体験ツアーを組まれ、同寺院に宿泊滞在された。俳句会はその一環として催され、23日午前9時から正午まで3時間の予定で、同寺院のサロンにて行われたのだ ...

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健康寿命への提言=在ブラジル日本国大使館 参事官兼医務官 岡本洋幸

岡本洋幸医務官

 近年、寿命は延びてきています。一方で、寿命が延びることが必ずしも、幸せとは限りません。健康寿命という考えがあります。2015年のブラジル人の平均寿命は75歳、健康寿命は65・5歳になります。  健康寿命とは介護や病気で入院する必要のない生活が送れる寿命になります。  そのためには、①野菜などをしっかり食べること、②1週間に2回 ...

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