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眞子さまご訪問は何をもたらすか

手を伸ばし、腰を屈めて握手を求められた眞子さま

 宮内庁は8日、「ブラジルご訪問を終えてのご印象」として、眞子さまのお言葉をサイト上で公開した。10日間で5州14都市をご訪問されたなかでも、我々にとって最も感動的だったのは、皇族として初めてご訪問された平野植民地での出来事ではないか▼初期移民がマラリアで次々と斃れていった開拓の原点たる慰霊碑の前で、眞子さまが深々と頭を垂れて鎮 ...

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なぜかネット上ではおとなしいブラジル左翼

ルーラ氏の出馬許可を求めて抗議行動をする人たちFoto Lula Marques

ルーラ氏の出馬許可を求めて抗議行動をする人たちFoto Lula Marquesルーラ氏の出馬許可を求めて抗議行動をする人たちFoto Lula Marques  15日、労働者党(PT)が、服役中という状況の中、ルーラ元大統領の大統領選への出馬登録を強行した。常識で考えれば異例とも言える行為だが、ブラジルでは法律上、出馬が有効 ...

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ストレス社会の犠牲者達

 14日夜、入院中と聞いていた友人が、ガンで卵巣などの摘出手術を受けたと聞いた。母一人、子一人の家庭で、二人して色々なイベントで奉仕する姿を良く見かけた。学校の管理職だと聞いた事もある▼その前週は、やはりイベントなどで見知っていた人がガンで亡くなったと聞いた。会社管理職の男性が、自分の部署への予算削減や家庭内の問題でストレスがた ...

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ブラジル司法界は〃現代の貴族階級〃か?

手前が9月から最高裁長官になるジアス・トフォリ判事、次がジルマール・メンデス判事(Foto: Nelson Jr./SCO/STF)

手前が9月から最高裁長官になるジアス・トフォリ判事、次がジルマール・メンデス判事(Foto: Nelson Jr./SCO/STF)  ブラジルには良心といえる社会機構が存在しないのか――そんな暗澹たる気持ちになった。最高裁が8日、2019年の自らの給与を16・38%増やす調整を〃お手盛り可決〃したというニュースを聞いて、そう感 ...

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期待の候補は政界の地図を変えられたのか?

シロ・ゴメス氏Marcelo Camargo/Agencia Brasil

シロ・ゴメス氏Marcelo Camargo/Agencia Brasil  5日に各政党の党大会が終わったことで、各大統領候補の連立や、8月31日からの政見放送の時間が決まった▼今回の大統領選は、ラヴァ・ジャット作戦、ジウマ前大統領の罷免の後の初の大統領選挙ということもあり、本来なら「政界改革への期待」が高まるはず・・のものだ ...

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両親の涙が涸れるのはいつ?

 3日未明、ニカラグアで医学を学び、研修で当直勤務を行った帰りに機銃掃射を受けて死んだライネイア・リマさんの遺体がペルナンブコ州に着き、昼前に埋葬が行われた▼この件は4日付サイト記事にも書いたが、リマさんの帰郷を心待ちにしていた母親が、大学が特別に出した卒業証書を手に娘への思いを語った部分などは涙を誘い、何度ももらい泣きした。遠 ...

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感動の眞子さまご来伯を振り返って

平野植民地の慰霊碑に献花され、深々と頭を下げられた眞子さま

 ブラジル日本移民110周年を記念して訪問された眞子さまは、かつて皇族が足を踏み入れたことがなかった地を何カ所もお訪ねになり、各地で祈りと癒しを実践された。本紙記者が各地で取材した内容からご訪問のハイライトを振り返りたい。  最たるものは、ノロエステ開拓最前線でマラリアと戦いながら亡くなった先駆者に対し、皇族によって初めて花束が ...

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外観の美しさか、内面の美しさか

 最近、メディアを賑わしている話題の一つに、デニス・セーザル・バロス・フルタード医師(通称ドクター美尻)や、パトリシア・シウヴィア・ドス・サントス氏(通称パティ美尻、マッサージセラピスト)らによる美容整形やその被害者の話がある▼フルタード医師とその母親がリオ市の自宅で行った手術後に女性が死亡して以来、手術後に健康被害が出た、術部 ...

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「ジウマ罷免」に傷をつけないためにも

16年3月、ジウマ大統領罷免審議の際のジャナイーナ氏とレアレ氏(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)

16年3月、ジウマ大統領罷免審議の際のジャナイーナ氏とレアレ氏(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)  7月31日、エーリオ・ビクード弁護士が亡くなった。2016年のジウマ前大統領の罷免請求を作成した主要弁護士だ▼コラム子自身もそうだったが、あのジウマ氏の罷免はあくまで「腐敗権力の打破 ...

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一度だけ身内の話を

NIPPAKの眞子さまご来伯特集号

 かつて身内のことを、本コラムで書いたことはない。  だが社長から「今回の眞子さまの取材では記者が全伯を飛び回って、全員ががんばった。ポルトガル語編集部も。そのことを一度ぐらい書いてくれ」と言われた。  もしも吉田尚則前編集長に「身内の話を書いてもいいか」と相談したら、「しゃらくさい。社会の公器たる新聞に、身内の話、つまり個人的 ...

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