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特別寄稿

天下分け目の決戦は17日=解任賛成340票、反対124票程度=沈む夕日のアルボラーダ=駒形 秀雄

13日、罷免の瀬戸際にいることを感じさせない、堂々たるジウマ大統領(Foto: Lula Marques/Agencia PT)

 いま、連邦議会では『ジウマ辞めろ』大統領解任(罷免、IMPEACHMENT)の審議が進んでいます。下院ではその解任案をこの日曜日、17日に可決して次の上院の審議に回すか? 或いはその案を否決して今のジウマ政権を続けさせるか?―という決定の投票が行われることになっています。投票の結果によって、国を代表する大統領が代わるだけでなく ...

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カンポス・ド・ジョルドン「陽光桜」秘話=桜に込めた日本人の想い=聖市ヴィラ・カロン在住 毛利律子

陽光桜

 日本では3月の下旬から桜開花宣言のニュースが春の到来を告げるように巷を賑わす。そして、5月下旬に北海道の満開の桜が散り始める頃、沖縄の若夏が始まるのである。古くから、日本各地で満開となる桜木の姿は人々の心の奥深くに投影し、日本人の精神構造を型作っているとさえ言われている。 今日、アメリカ合衆国の首都ワシントン・コロンビア特別区 ...

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政権争奪「秋の陣」真っ盛り=PMDB軸に大揺れの政局=そこのけそこのけ新政権が通る=駒形 秀雄

罷免かどうかの瀬戸際にいるジウマ大統領(Foto: Lula Marques/Agência PT)

 先月までの大雨の時期が過ぎて、青い空に赤い花がくっきり、心地良い季節になりました。ところでこんな地上の快さとは逆に、政治の世界では近々大型台風が来ると揺れ動いております。PT(労働者党)を基盤とするジウマ大統領を解任しようという法案(IMPEACHMENT、発音は「インピーチメン」だが慣例にのっとり「インピーチメント」と表記) ...

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再燃するイタイプー疑惑=ダム建設から続く不審死=奇奇怪怪の南米政界裏面史か=パラグァイ 坂本邦雄

イタイプーダム(Foto: Alexandre Marchetti/Itaipu Binacional)

 ブラジルのオ・グローボ紙によれば、連邦検察総庁は巴伯イタイプー双国水力発電所に関わる古い疑惑について改めて捜査を始める運びだと報じられている。この問題の立件再起の話は、1979年の未だに解明されていないジョゼ・ジョビン外交官の怪死に原因するものである。 故同外交官の令嬢リギア・ジョビン女史は、「いかなる理由か、イタイプー水力発 ...

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先週金曜の強制聴取の後、ルーラ前大統領が8日にブラジリアで言ったとされる迷言

4日晩、強制聴取後にPT党本部で仲間に囲まれたカリスマ、ルーラ(Foto: Ricardo Stuckert/ Instituto Lula ,04/03/2016)

今日のお言葉 “A partir de agora, se me prenderem, eu viro heroi. Se me matarem, viro martir. E, se me deixarem solto, viro presidente de novo”「今から、もし私が逮捕されれば英雄 ...

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聖域なし!政界トップに捜査=連邦警察がルーラを直撃=身内の暴露で深まる亀裂=駒形 秀雄

強制聴取の晩に、PT本部に駆けつけたルーラに心酔する活動家たち(Foto: Ricardo Stuckert/Instituto Lula, 04/03/2016)

 暑い夏も終わり子供たちの学校も始まりました。カーニバルのお祭りも終わったので、大人たちも「さあ、仕事、仕事」と気を入れ替えています。 ブラジリアに集う政治家達も不景気に負けない仕事ぶりを見せなくちゃと思ったのか、先週は二つの大きな出来事がありました。 まず、金曜日、ルーラ前大統領が強制的に連邦警察に同行を求められ、自身の大統領 ...

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ルーゴとルーラの共通点=〃迫害〃か〃合法処置〃か=パラグァイ 坂本邦雄

ルーゴ元大統領からの同情の声を報じるブラジルの左派サイト。写真中の右がガン治療中(当時)のルーラ、左がルーゴ

 先日、伯国のPT・労働者党のルイ・ファルコン党首は、「汚職問題でルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ元大統領を不面目に連行し訊問した連邦警察の捜査行為は、ジウマ政権の土台を揺さぶる意図的な政治暴力のエスカレートだ」と強く論難した。そしてこれはPT・労働者党を犯罪化しブラジル最高の民衆リーダーを不当に攻撃する政治的迫害に他なら ...

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『日本文化』を読んで=ブラジルにおける日本文化の創造=宮城あきら(ブラジル沖縄県人移民研究塾代表)

平野植民地にある運平の胸像と拓魂碑

 最近ニッケイ新聞社が編集して創刊された『日本文化』誌に掲載されている諸論文を読んで、ブラジルに生きている私たち日系人にとって、「日本文化」、あるいは「日本(人)の心」とは一体如何なるものなのか、その創造はどのようになされるべきか、について、改めて考えさせられています。 ブラジル日本移民100周年以降、文協はじめ各都道府県県人会 ...

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再び米国際誌が問題に!=カルテス大統領とタバコ密輸=パラグァイ 坂本邦雄

国際政治経済ジャーナル「Foreign Affairs」

 カルテス大統領は自身の国際イメージの向上に鋭意努めているが、その効果は余り芳しくない様だ。「カルテス」の名は国際誌のタバコ密輸に関する調査記事で、またもや槍玉に挙がった。 米外交問題評議会(CFR)が発行する国際政治経済ジャーナル「Foreign Affairs(フォーリン・アフェアーズ)」誌は、1920年代より種々の調査に基 ...

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エボと言う厄介な〃災難〃=無期限大統領は事実上の君主=政敵の逮捕、投獄、暗殺も?=パラグァイ在住 坂本邦雄

開国以来の長期政権に向かうエボ・モラレス大統領(Foto: Freddy Zarco/ABI)

 エボ・モラレスはこの年初に3期目の再任を果し、ボリビアの大統領として満10年の在権レコード・ホルダーとなった。同国をシモン・ボリバルが1825年に解放・開国以来、歴代為政者の中で最も長い在権歴の大統領と化した。事実、ボリビアは昔、いつも中々政治が治まらず政権の交代が激しく、資源が豊かなのにも拘わらず国の発展は進まず、日本のある ...

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