「アルツハイマーアソシエーション」というインターネット・サイトがある。そこでは病状について、明瞭かつ詳細な情報を発信しているが、便宜上、そのサイトから次のように要点を引いてみた。 実際に画像とともに解説を見たいと思われる方は、「アルツハイマーアソシエーション・日本語版」と検索すると容易にアクセスできる。 《1》 ◎原因お ...
続きを読む »特別寄稿
トランプが米州首脳会議欠席=ラ米地域への侮蔑・軽視の愚=パラグァイ 坂本邦雄
アメリカのトランプさんには困ったものだ。新年4日付の本紙に『ラ米で地歩を固める中国、「呪いの壁」で助けるトランプ』の寄稿で、4月に予定の南北アメリカ首脳会議に、同氏はアメリカ大統領として初めて欠席する傾向にある事に触れた。 しかし、暫くしてトランプさんは翻意し、同会議に参加する報道があり、ヤレヤレと安心していたところ、また二 ...
続きを読む »高齢化社会で始まった「長すぎる老後」への挑戦=サンパウロ市在住 毛利律子=(2)=「脳」が壊れる
人間の一生を支配する中枢器官は、その重さわずか1キロ強(1・2キロから1・5キロ)の「脳」である。 人間に発達している大脳皮質は、ヒトが人たる所以を発揮する器官であり、その大きさは頭の中の80%を占めている。 心臓の鼓動1回につき、約20~25%の血液が頭部に送られ,脳細胞は血液が送り込む栄養分と酸素のうち少なくとも20% ...
続きを読む »高齢化社会で始まった「長すぎる老後」への挑戦=(1)=一億総活躍時代の実現」の重圧=サンパウロ市在住 毛利律子
第2次世界大戦後、世界の多くの国は超高齢化社会になり、各国が新たな課題に挑戦することになった。それは何かというと、「長すぎる老後」を、誰もが平等に快適な生を過ごせるか、ということである。 仏教で説く「生・老・病・死」、「四苦・八苦」。これらはまことに端的に、「人間の一生」を要約している言葉と言えよう。この本質は変わりようがな ...
続きを読む »チリ雑感、国際化と日本人性=孫娘の結婚式で思ったこと=アスンシオン在住 坂本邦雄
チリのサンティアゴ市には、長女スギの嫁ぎ先のコバヤシ一家が住んでいる。 古い話だが、家長(婿のキミオ・パトリシオ)の祖父は1938年頃、チリに単身渡航し、チリの女性を娶った山梨県出身の、故小林ヒサシ(久氏?)で、かつて同国北部の1つの州アタカマ第3州チャニャラルで銅鉱山を開発した人だと言われる。 父君のキミオ氏(公夫? 二 ...
続きを読む »ルーラはいつ刑務所に入る?=司法相手に必死の生き残り策=サンパウロ市在住 橘 かおる
HABEAS CORPUS 人身保護の請求 官憲などの権力で個人の移動の自由が束縛されかねない場合、これを一時差し止め、自由を保つ権利の請求。人身保護令。語源はラテン語 有力政党PT(労働者党)の創設者で、今年、10月選挙の有力候補者でもあるルーラ氏の去就が国内外の注目を集めています。 それはルーラ氏が多数の ...
続きを読む »過去の誤りを認めさせるために=サンパウロ市在住 奥原マリオ純(原文ポ語)
本年はブラジルへの日本移民110周年であり、そしてまた世界人権宣言が採択されてから70年の記念の年であります。国際連合は、第2次世界大戦でなされた残虐な行為に鑑みて、1948年12月10日に人権条約の基礎となる宣言を採択しました。 数多くの日系アメリカ人や日系カナダ人へなされた強制収容は、1980年代末アメリカ、カナダの両国 ...
続きを読む »新生吟社月報六○○号に寄せて=サンパウロ州アルミニオ在住 青井万賀
ブラジル日系社会における文芸活動は、日本移民の歴史と共にあり、今年で一一〇年の歳月を重ねる。中でも俳句はその先がけとなるが、同じ短詩型文芸でも川柳は愛好者が少ないゆえもあって、嚆矢となる作品の記録は、俳句のように正式には残されていない。 邦字紙の片隅の文芸欄に記載されたといった、ごく漠然とした歴史の始まりにすぎず、それは他の ...
続きを読む »憩の園(救済会)に手をさしのべよう=サンパウロ市在住 網野 弥太郎
2018年1月30日午後7時に、私たちは前会長、現理事吉安園子氏よりの招集があり、ぜひ出席して憩の園の再建についての会合に出席して欲しいとの話をいただきました。 当日、本田理事から憩の園の現状、特に財政事情についての説明があり、最近の日系社会に関する高齢者化と日系子弟の出稼ぎ等で経済事情で収入不足の為に園の財政を逼迫させてお ...
続きを読む »大統領の教育コースは無いものか?=無能な政治家という「人災」=パラグァイ在住 坂本邦雄
世には「学」とは名付けるが、明確な学問ではなく、しかも一般庶民が学ぶものではない奇妙な〃学問〃がある。王家や家系・家柄などの跡継ぎに対する特別教育を指す「帝王学」だ。 平等を本義とする我がデモクラシー体制での共存社会の欠点かも知れないが、パラグァイでは誰しも大統領又は政治家になるために特別な勉強はしない。 だから、いつまで ...
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