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特別寄稿

平成最後のお誕生日のお言葉を拝す=「外国人を一員として温かく迎えよう」=聖市ヴィラ・カロン在住 毛利律子

2009年(平成21年)7月15日、ハワイ州ホノルル市にて(Official U.S. Marine Corps photo by Lance Cpl. Achilles Tsantarliotis [Public domain], via Wikimedia Commons)

 今年は来る4月30日に今上天皇が退位なされ、皇太子殿下が新天皇として即位なされる。「平成」という元号は今年平成31年で終わり、新天皇の元号による新しい時代が3か月後から始まることになる。  日本では、「平成を振り返る」という趣旨の特集記事やテレビなどの報道番組などが連日にぎわっている。特に昨年暮れ、ニュース番組で報道された天皇 ...

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ブラジル短信=「新政権発足、求められる秩序と発展」=1月20日記 聖市在住 田中禮三 

ボウソナロ新内閣の就任式の様子(Foto Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 新年に、退役大佐ボウソナロ新大統領率いる新政権が発足した。昨年末の総選挙で、過去十数年にわたる労働者党による腐敗政治に終止符が打たれ、新たな年の始まりと共にスタートした新政権へのブラジル国民の期待は大きい。  2015年に始まった検察庁、連邦警察によるラバジャット作戦は、ブラジル政界が如何に汚職まみれであったかを、その捜査過程 ...

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ボウソナロがアマゾン絶滅?!=地球温暖化を悪化させるか=パラグァイ在住 坂本邦雄

摘発を受けた法定アマゾン内の違法伐採地域(Foto: Mayke Toscano/Gcom-MT)

 環境保護運動には、悪いニュースである。  世界の海洋は予想よりも急速に加温化が進んでいると、最近憂うべき国際研究の結果が報じられている際に、伯国のジャイル・ボウソナロ新大統領は、驚いた事に、気候変動の世界的問題を加速し兼ねない、アマゾナス州熱帯林の大規模な伐採を近々許可する方針だと言う。  この事は、国連の5年前のパネルで、既 ...

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羅府新報=アメリカ本土日本移民入植150周年=夢と希望胸にカリフォルニアへ=(6)

東京在住の白石菜織さん(右)と父の白石敏男さん

アメリカ本土で生まれた最初の日本人の末裔か 先祖に浮かび上がった大藤松五郎  東京在住の白石菜織さん(19)は中学3年生だった2014年、夏休みの自由研究の課題で自身の先祖をたどっていた。祖母の白石恭子さんから聞いた「先祖にアメリカで生まれた人がいる」という話を頼りに、家系図や資料を集め調べ始めると先祖に若松コロニーの一員だった ...

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羅府新報=アメリカ本土日本移民入植150周年=夢と希望胸にカリフォルニアへ=(5)

コロニー崩壊後はビアキャンプ家に仕え、生涯をカリフォルニアで過ごした桜井松之助(ARC提供写真)

侍だった桜井松之助 2017年に墓発見  おけいが亡くなった1871年までに若松コロニーがあったゴールド・ヒルには桜井松之助と増水国之助の2人が残った。  会津藩士だった桜井は34年(推定)に生まれ、カリフォルニアに来た時は35歳だったとされる。  若松コロニー崩壊後、桜井はビアキャンプ家に雇われ一家が運営する農園で働いた。ビア ...

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羅府新報=アメリカ本土日本移民入植150周年=夢と希望胸にカリフォルニアへ=(4)

ヘンリー・ビアキャンプ氏(ARC提供写真)

おけいの墓知れ渡る 日系社会で一大旋風  若くしてアメリカに渡り、19歳という若さでこの世を去ったおけい。その墓は死後、長く知られることはなかった。墓を尋ねる人も、花を手向ける人もなく、1人寂しくカリフォルニアの大地に眠っていた。こうしてアメリカの土に眠る最初の日系移民の女の子となった彼女の存在は忘れ去られたかに思われた。しかし ...

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羅府新報=アメリカ本土日本移民入植150周年=夢と希望胸にカリフォルニアへ=(3)

おけいを題材にした小説「Keiko’s Kimono」の著者でもあるARCのハーブ・タニモトさん(写真=吉田純子)

わずか2年で崩壊 茶と桑の木は枯れ全滅    しかし順風満帆な日々はそう長くは続かなかった。その後、若松コロニーをめぐる状況は一変する。  当時カリフォルニアはゴールドラッシュ全盛期。若松コロニーがあった場所の近郊では次々と金が発見され、採掘が行われていた。金の採掘には水が不可欠。その金の採掘現場から流れ出た汚染物質により、若松 ...

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羅府新報=アメリカ本土日本移民入植150周年=夢と希望胸にカリフォルニアへ=(2)

ヘンリー・シュネル(右端)と移民団のメンバー(名前不明)(ARC提供写真)

日本人一行は「自由人」 威厳に満ち、地元紙も歓迎  こうして移民団の先発隊がサンフランシスコ港に到着したのは1869年(明治2年)5月20日。その模様は、同年5月27日付の当時のサンフランシスコの地元紙「デイリー・アルタ・カリフォルニア」やサクラメント近郊の地元紙「メリーズビル・デイリー・アピール」の紙面でも報じられている。   ...

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羅府新報=アメリカ本土日本移民入植150周年=夢と希望胸にカリフォルニアへ=(1)

日本から最初にアメリカ本土に入植し、若松コロニーを形成した先人たちの古写真。入植後に近郊の町ピラサービルに当時あった写真館で撮影したものだ(写真=吉田純子)

 昨年はハワイへの日本移民150周年だったが、今年はアメリカ本土への150周年だ。ロサンゼルスで1903年から発行し続けている現存する世界最古の邦字紙「羅府新報」では、それを記念した特集記事(http://u0u1.net/Pnzt)を1月1日号に掲載した。吉田純子(じゅんこ)記者による力作だ。これは「アメリカ大陸」という共通項 ...

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ブラジルは誰にでも有望な投資先か=進出日本企業に体質改善を提言=聖市在住 西銘光男=(下)

優秀な現地社員を使いこなしてこそ、成功が望める

<5> 租税関係  企業誘致のため、各州政府は競って免税措置を提示する。そのため税収入が伸びず四苦八苦している州も多い。これは進出企業にとってプラス要因ではあるが、ブラジルの税政自体が怪物なのだ。  ブラジルには連邦、州及び市税がある。州の数が27、市が5710(2013年)あって、それぞれ独立した税政システムを持っ ...

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