サンパウロ州ポンペイア市近郊ジャクチンガ移住地の出身者が集う『第19回交流食事会』が今年も山形県人会(Av. Liberdade 486, Sala 24)で、12日午前9時から行なわれる。
1936年に日本人会が結成され、綿花やとうもろこし、落花生を産業に最盛期には100家族が暮らした。同移住地はブラジル人経営の牧場になり住む人はもういないが、交流は継続している。
案内のため来社した山矢三郎さん(78、二世)は、「青年会、女子青年会、婦人会があり、他の植民地にはない華やかさがあった」と振り返る。
「最近は高齢化で訃報を受けることも増えた。それもでも毎年、涙が出るくらい楽しみにしてくれる人も多いから続けないと。今まで来ることができなかった人も顔を見せてくれたら嬉しい」と呼びかけ、結束の強さを覗かせた。
会費は20レ(10歳以下と80歳以上は無料)。加えて料理一品の持ち寄りを呼びかけている。
問い合わせは山矢さん(11・3992・5656)まで。