サンパウロ州モジ市カッチンガ霊峰に鎮座するブラジル石鎚神社の創立60周年を記念し、3日に奉祝大祭が開催される。午前7時に社殿前を出発しカッチンガ山へ登拝、神祭が執り行われる。また遥拝所社殿での祭典も正午から行なわれる。
石鎚神社は1956年、スザノに入植したジャガイモ農家の津野長太氏(高知県出身)が、地元石鎚山の御神像を受けてカッチンガ山へ祀ったことに起源を持つ。それから今年で60年の節目を迎えた。
社殿での大祭後は1万個以上の餅蒔きや車の交通安全祈願、直会(昼食会)も行われる。
参加は無料で一般参加もでき、申し込みも不要。ただし登拝へお弁当を持参する者は肉類食品の持ち込みが禁止のため注意が必要。