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訪日就労者向けワークショップ=IDESで本日開催

(左から)橋本代表理事、林事務局長

(左から)橋本代表理事、林事務局長

 一般社団法人ブラジリアンビジネスグループ(BBG)、NPO法人交流ネット、教育健康開発協会(IDES)等の共催で、訪日就労を考える日系人を対象とした「無料ワークショップ」を24日午前10時半から午後4時半まで、IDES本部(Rua Sao Joaquim, 329)で開催する。入場無料。
 これは訪日就労者やその子弟の支援を目的として、IDES本部で開始されたプロジェクトの一環。今回初開催となるワークショップでは、生活における日本語の重要性や群馬県大泉町の生活環境、外国におけるブラジル人への福祉援護、出稼ぎ30年などをテーマとした4つの各ワークショップを、同時並行で1日2~3回行なう。
 今後はIDES本部を拠点として、訪日就労希望者に対する日常生活での日語や日本語能力試験4級取得を念頭に置いた日本語教室、ブラジルに在住する出稼ぎ子弟へのノービ・デ・ジューリョ大学(UNINOVE)への学費免除や心理カウンセリングなど、日伯双方で連携し支援を行っていく見通しだ。
 案内のために来社したBBGの橋本秀吉代表理事、交流ネットの林勉事務局長は「まだ手探りで始めた状況だが、訪日就労者のことを考えれば、出国前の日本語習得などしっかりとした準備が必要」と語り、「日本は人材不足で、直接雇用したいという動きが出てきている。就労者が日本でスキルを磨き、安定した生活を送れるように、直接雇用の窓口としたい」と今後の活動に意気込みを見せた。