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東西南北

4月16日(土)

 ブラジルの二〇〇四年度輸出実績は、前年度比三二%増で九百六十五億ドルと過去最高の記録だが、世界ランクで見ると二十五位で足踏みをしている。七百三十一億ドルを輸出した〇三年度と順位が同じ。世界貿易機関(WTO)が発表した〇五年度輸出予測では、ブラジルはわずか〇・一%増という低調振り。注目は中国が日本を追い抜き、世界第三位に躍り出たことだ。
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 最高裁はメイレーレス中銀総裁の不正送金や脱税捜査許可の裁決に先立って、同総裁を閣僚扱いするかどうかを審理するため二回も大法廷を開廷した。しかし、結論が出ず裁決を一週間延期した。フォンテレス検事総長の資産明細の開示許可申請は、最高裁判事の表決で否決された。閣僚の直接審理が連邦令に抵触するという法令(ADIN)の法的解釈を、最高裁が最初に行うべきとの結論に至ったようだ。
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 流れ弾の犠牲者がまた一人―。銀行の駐車場で強盗二人と、元軍警(54)が撃ちあいとなり、自動車を駐車したばかりの男性(47)が流れ弾に当たって死亡した。事件は十四日朝、サンパウロ市北部サンタナ区のブラデスコ銀行で発生。銀行を出た元軍警の後をつけた強盗は駐車場で金を要求、元軍警は逃げようとする二人を撃ち、一人を射殺、もう一人は逃げた。強盗が先に発砲した、自分は自動車内の男性を撃っていないと元軍警は証言。
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 不正行為の告発が絶えないブラジリアの特別青少年収容センター(Caje)で、収容された青少年らがどのように扱われているかを知るため、家裁の判事が二日間、青少年らと寝食をともにした。判事は過密状態と建物が古い点だけが問題で、所内の食事や教育活動、職員の対応などには問題がないと報告。同センターでは昨年、収容者四人が死亡している。