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大耳小耳

ニッケイ新聞 2009年11月13日付け

 県連の定款改正案が出されているが、中でも県連の目的の中に「スポーツ・親睦」活動を入れる予定だとか。県連のスポーツと言えば6月から始まったマレット・ゴルフや、歴史の古いゲートボールが思いつくが、他には見当たらない。「時代に則した改正」だそうだが、県連が音頭を取って、どのようなスポーツ大会を開催するのかー。期待したいところ。
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 バンデイランテス宮での銀杏の植樹を企画した日野寛幸さん。15年前、生まれ故郷の福岡県久留米市から弟が種子を持ちかえり自宅に植えたところ、現在では8メートルの高さになった。五つ植えたうち二つが発芽し、1本だけが育った。最近では葉っぱを煎じ、お茶にして飲むと体に良いと本で紹介され、形が珍しいなどと大変な人気で、欲しいという人が後を絶たないとか。平和の象徴がブラジル中に拡がっているようで、思わぬ形で銀杏も役目を果たしているようだ。
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 「文芸の中には音、映像なんかも含まれている」とにっけい文芸賞委員長の浜照夫さん。「マンガも文芸」という独自の解釈で、来年から「マンガ」部門を設ける方向で話を進めているとか。「長年機能してなかった」ポルトガル語部門を復活させるなど、張り切る。「文芸は民族、宗教がない。ゆくゆくはDNAとか関係ない賞として、ブラジルから世界に発信できるようなものにしたい」と大張り切り。