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東西南北

ニッケイ新聞 2014年1月15日

 メンサロン事件で服役中のジョゼ・ジェノイーノ元下院議員は、今月20日までに66万7500レアルの罰金を支払わなければならない。元下議の家族と友人は、この罰金を支払うために一般からの募金を求めるサイトを始めた。このサイトは10日の夜から始まったが、開始から2日を経過した時点で8万9495・55レアルの募金を集めた。これは罰金の13%に当たる額だが、20日までにどれだけ集まるか? なお、同サイトの紹介文には、同元下議が「証拠もないのに有罪にされ、それがメディアによるリンチに輪をかけた」と書かれているとか。

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 12日からの強い雨で、サンパウロ州内陸部では13日夕方までに死者9人の被害が出ている。イタオカ市では8人、イーリャ・ソルテイラ市では1人が死亡した。特にイタオカ市の被害状況は酷く、3200人の市民のうち約100人が家を失い、12人が行方不明となっている。さらに水や電気も止まった状態で、3カ所が土砂崩れで近寄ることも難しい状態になっているという。一刻も早い復旧を願いたいところだ。

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 13日午後、サンパウロ州グアルジャーの別荘地として有名なエンセアーダ海岸で、テンペスターデ(強いにわか雨)に伴う落雷により、海水浴に来ていた36歳の観光客の女性1人が死亡した。この女性は、落雷のあった際に海中におり、室内で受ける落雷の200倍ものショックを受け、すぐにかけつけた救助隊の再生処置もむなしく心停止したままで亡くなった。突然の豪雨が多いサンパウロ州では雷には要注意だ。