先日、旅先で一日中歩き疲れて、腹ペコの状態で行き着いたピザ屋で、注文したものが1時間以上出てこない…。「ピザなら早いはずだ」と期待をして入っただけに、なぜ出てこないのかと聞くと「注文を受けたのは自分じゃない」との言い訳を店員が始めたので、怒りが増した。
日本で生活経験があると、なおさら店員の対応にイラっとすることがある。〃文化の違い〃と理解しているつもりでも、我慢ならなくなって文句を言うと、店に落ち度はあっても「自分にはない」と言い張り、謝ることがまずない。
ブラジル人は社交的で接客業に向いている―という評価も聞くが、本当はどうかと考えざるを得ない。取材で訪れたサンタクルス病院は「人間的な接客対応」を実現すべく、職員の研修に力を入れているとか。旧日本病院だけに日本仕込みのサービス教育が功を奏することを願う。 (宮)
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