5月30日にサンパウロ市北部カーザ・ヴェルデにあるアパートの管理人のジェジ・ロペス・ソウザさんを殺害し、遺体の一部を焼却したとして逮捕されたエドゥアルド・タデウ・ピント・マルチンス容疑者の妻で弁護士のイエダ・クリスチーナ・カルドーゾ氏が、同件に関する供述中にリオ市警に逮捕された。05年にリオで銃弾を浴びて死んだ元夫のジョゼ・ジャイール・ファリアス氏の殺害を依頼した容疑での逮捕で、エドゥアルド容疑者も再逮捕された。市警は同夫妻の家宅捜査で拳銃や消音器、睡眠薬などを押収。市警によるとジェジ氏の頭の傷は致命傷ではなく、生きたまま海岸部に運ばれた可能性があるという。
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元リオ州知事のマルセロ・アレンカール氏が10日午前4時20分頃、リオ南部のサンコンラードにある自宅で、脳梗塞に伴う合併症のために死去した。88歳だった。アレンカール氏は68年の軍政令第5条(AI5)により弁護士資格を剥奪されたこともある民主化の闘士だった。同氏はリオ市長を2期つとめた後、95~99年にリオ州知事をつとめた。また、民主社会党(PSDB)リオ支部の大物としても知られていた。
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サッカーブラジル代表はあす12日に迫ったW杯の対クロアチア戦に向けての最終調整中。相手フォワードのイヴィツァ・オリッチは先に行なわれた二つの親善試合(対パナマ戦、対セルビア戦)でのブラジルの戦いぶりを見て「ディフェンスに入り込める場所を見つけた」と9日に発言しており、現在は守備に関して不備がないかの確認中だという。いよいよ開幕だ。