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2015年8月22日の記事一覧

在日日系社会の教育意識=エスコーラ・フジの場合=(3)=帰伯が前提でない生徒も=公立校への不信感の原因は

息子たちの教育について語り合ってくれた清さん(左)と望月さん

 これに対し、「日本の小学校のほうがいいよ」と言うのが友人の望月パウロさん(三世)。 16歳で来日し、同じく日系ブラジル人女性と結婚。6歳の息子は日本の小学一年生。理由は、「ブラジル人学校は学費が高い。日本の学校は設備がしっかりしているし、いろんなことをやれる。それに学童(放課後学級)で夕方まで預かってもらえるから共働きできるし ...

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靖国献詠歌句、6人入選=初応募者の入賞も

入賞した寺田さん

 靖国神社が「創立記念日祭」と「みたま祭」に合わせて毎年実施する献詠歌・献詠句において、ブラジルから6人が入賞した。 窓口となった靖国ドブラジルの浜口イネス晴海会長、下本八郎副会長らとともに、受賞者が本紙を訪れ、喜びを語った。 初応募で見事入賞した寺田雪恵さん(79、愛媛)は、「その日は青空に凧が上がっていて、浮かんだ気持ちをそ ...

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大耳小耳

 19日付け本面に掲載した「靖国慰霊祭」の記事で、「参加無料」という表現に関して主催者から「これだとお志としての玉串料までいらないと誤解される」との指摘があった。参加そのものは無料だが、玉串料(神社に納める祈祷料)の奉納は例年通り受け付けているとのこと。寄せられた玉串料は、会を通じて同神社へ送られる。また、同記事で「第57回」と ...

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太平洋戦争の真実に目を向けよ=目良浩一=(1)=著書を本紙が翻訳出版=来月に刊行記念講演会も

 米国カリフォルニア州で起こった慰安婦像建設反対運動で、中心的な役割を果たした目良浩一氏の共著『マッカーサーの呪いから目覚めよ日本人』のポ語版『A VERDADE SOBRE A GUERRA DO PACIFICO(太平洋戦争の真実)』が、本紙より翻訳出版される。第二次世界大戦開戦の真相や不平等に行われた『東京裁判』の実態、今 ...

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商議所昼食会=知事が南大河州をPR=日本企業に投資呼びかけ

講演中のサルトリ知事

 ブラジル日本商工会議所(村田俊典会頭)の定例昼食会が8日、サンパウロ市のチボリホテルで行われ、南大河州のジョゼ・イヴォ・サルトリ知事が「投資先としての州の可能性」をテーマに講演を行った。会員ら約140人が参加した。 同州の人口はギリシャとほぼ同じ1100万人で、州都ポルト・アレグレには140万人が住む。日本移民は35年以上前か ...

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広がる南伯のニッポン

 南伯ポルトアレグレ市の日本祭りが年々大きくなってきている(本日付7面)。コラム子が訪れた初回は約1万7千人。それが4回目の今年は7万人だというから約4倍になっている。ブラジル最大の日系イベント『県連・日本祭り』が今年15万人だから、かなりの規模に成長したといえる。もちろん、同市開催のイベントでは最大級だ▼援協所有の不動産で、日 ...

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第41回 日本人が信じられないブラジルの不都合な真実 ①

 日本でブラジルのことを説明するのは極めて難しい。さすがにこの数年、日本のメディアでもブラジル経済のことが取り上げられるようになってきて、サンバ、サッカー、アマゾンといったステレオタイプな見方は少なくなってきた。最近は危険(治安)・不景気・五輪の開催可否と言ったところか…。  どちらにしても、一からブラジルのことを説明しなくても ...

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